文化 佐々木璃子のクレア・パリ通信 vol.01

みなさんこんにちは。現在、自治体国際化協会パリ事務所に派遣されている佐々木です!
私が働いている一般財団法人自治体国際化協会は、その名の通り日本の地方自治体の「国際化」に向けて取り組んでいる団体です。例えば、ニセコ町でも活躍中のCIRやALTの採用・派遣や姉妹都市交流の提携、特産品の海外販路開拓、自治体の多文化共生の推進など、さまざまな事業を行っています。
令和6年度は、東京本部で一年間多文化共生課に勤務し、日本に住む外国人が住みやすい環境づくりや外国人向けの防災などについて学びました。今年度から2年間は、パリ事務所で日本の工芸品の展示会に係わる企画運営や機関紙『自治体国際化フォーラム』の編集に携わる予定です!
東京とパリ、世界の中心とも言える場所で生活する中で、いまとても空気の澄んだ美しいニセコ町が恋しくなっています。なぜなら、パリの街の空気は本当に汚いのです!
その理由は、路上喫煙がOKのためです。日本と同じく室内喫煙は法律で禁止されている一方で、屋外ではパリジャン・パリジャンヌ、はたまた観光客までも歩きたばこをしています。街中の歩道は狭いため、副流煙から逃れることはできないのです。この2年間で健康被害にあわず、元気な姿でニセコ町に帰れるように頑張りたいと思います。