- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道留寿都村
- 広報紙名 : 広報るすつ 令和7年10月号
村の様子や村長の所感、行動等をおおむね週に1回のペースで「村長ブログ」として令和3年(2021年)5月から開設し、留寿都村ホームページにて掲載しています。インターネット環境がない方のためにも村長ブログの抜粋を掲載しています。
■8月の記事(抜粋)
8月4日(月)の君の椅子贈呈は、今年3月と4月に誕生した各1名のお子さんに贈呈しました。留寿都村で生まれたことの証でもある君の椅子は、令和4年度の開始から通算30脚を贈呈しました。
また、8日(金)にも2月生まれのお子さんに贈呈しました。また同日は、課長職以上で構成する庁内会議を開催し、日頃の業務点検を徹底することや昨年度に実施した女性職員の目で提案いただいた村づくり事業案について、令和7年度に実施を予定する事業や研究・検討をする事業について担当課に指示をしました。
8月5日(火)からは、小学6年生が姉妹都市養父市への訪問を主な目的とした「生涯学習ふれあいの旅」に初めて同行し、こどもたちが本村とは異なる気候や風土を発見した様子や、人と防災未来センター(神戸市)では阪神・淡路大震災に関する展示物等に関心を寄せ、また、養父市では自己紹介での自己PRがしっかりとできているのを見て頼もしさを感じました。
8月6日(水)から8月7日(木)は、私だけ別用務のため東京都に移動して、義務教育学校に係る国の補助金等交付に係る説明と要望を文科省に行いました。小学校校舎は使用しますが体育館は取壊して改築を予定しているので、有利な補助金等を要望するためのものです。
8月14日(木)の第27回盆踊り大会は、例年以上の参加者にふるさとの行事を楽しみにしている様子が見えました。村商工会青年部のビールや焼き鳥の出店も賑わい、さらに踊りでは「留寿都音頭」が披露されて懐かしの曲と振付に、当時の村祭りでのパレードを思い出しました。忘れかけていた郷土文化がよみがえったようでした。
8月15日(金)のニセコサマーカレッジは、(一社)倶知安観光協会主催の講話に講師として参加させていただきました。これは、7月18日(金)からスタートした全6回の講義で、私は「ふるさと留寿都への思いを女性の視点で彩る」と題して農業と観光を中心に、村職員の農作業体験や女性職員の「特命班」提案事業、女性の村内観光施設見学の紹介と国道の案内標識や線形の現状等から安全性や案内先の妥当性、加えて留寿都村の良いところを強みにするお話をさせていただきました。
8月21日(木)と22日(金)の地域の持続的発展を考える自治体連絡会研修会では、道東の鶴居村で過疎地域の指定を受けている道内の11町村長が、総務省過疎対策室長から現在の過疎制度の説明を受け、また、自民党過疎対策特別委員会の谷公一委員長や西銘恒三郎衆議院議員、堀井巌参議院議員と制度活用により実施できている事業の効果等について懇談をしました。これは、令和3年施行の新たな過疎法の指定から外れる見通しだったところ、継続指定が決まったのですが今後の方策を検討する会として昨年8月に発足し、今後は担当職員の研修も行ってまいります。
8月25日(月)の泊発電所周辺の安全確認協定連絡会では、岩宇4町村を除く後志管内16市町村と北海道が泊発電所の周辺の安全確認等を行うために平成25年に北海道電力(株)との間で協定を締結していることから、環境放射線の測定結果と稼働に向けた準備や住民説明会等について説明を受けました。測定結果は問題なく、測定内容については北海道のHPで公表しています。
8月28日(木)の加森観光(株)との定期連絡会議では、橇負山頂の同社敷地内に建設するノットアホテルの工事が9月から始まることやルスツリゾート職員の農業体験(副業)等について状況の確認をしました。
8月29日(金)の地域連携会議では、後志総合振興局と小樽開発建設部に対して羊蹄山麓町村長やJAようてい、倶知安及びニセコ観光協会が地域で抱えている課題と解決策について提言しました。まさに、この地域特有の農業と観光に関する諸課題の中でも有害鳥獣対策や水資源確保の土地所有者問題は共通の課題です。連携した取り組みによる効果的な対応を考えてまいります。
8月30日(土)のJAようてい農業祭では、開会式と餅まきに参加しましたが、留寿都高校生も農産物販売に参加して学校のPRを兼ねて地域の方々と交流をしていました。また、前日の29日に行われた北海道地区高校生介護技術コンテスト(当別町開催)で留寿都高校生が最優秀賞に選ばれ、10月に福島県で開催される全国大会出場との報告をいただきました。テレビでも報道されていましたね。おめでとうございます。
8月31日(日)のルスツ産業まつりでは、農畜産物の即売会や地元で飼育された牛肉や豚肉の焼肉コーナー、羊肉の串刺し等村の農畜産物が安価で提供されて、例年以上のご来場がありました。特に、恒例の野菜の詰め放題には長蛇の列ができ、お得さとゲーム感覚が人気でした。