くらし 令和7年度 泊村原子力防災訓練を実施しました

■令和7年10月29日(木) 防災技術の向上をはかるため 令和7年度 泊村原子力防災訓練を実施しました
◆原子力防災訓練の目的
防災関係機関が協力して原子力防災対策を円滑に実施できるよう、関係機関の連携、防災業務関係者の防災技術の向上を図るとともに、地域住民の防災意識の高揚や、防災対策に関する理解促進を図ることを目的とする。

◆訓練想定
北海道南西沖を震源とする最大震度6強の地震が発生し、大津波警報が発表される。地震後、北海道電力(株)泊発電所3号機において、設備故障により、原子炉の一次冷却材が漏えいし、原子炉が停止。複数の設備故障等により原子炉の冷却が不能となり、原子力災害に至る。

◆原子力防災訓練の概要
(1)災害対策本部等設置運営訓練
原子力災害対策本部を設置し本部員会議を開催。
テレビ会議システムによる国、北海道、オフサイトセンター、13町村を結んだ会議を実施。

(2)緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)運営訓練
原子力防災対策に必要な情報を共有するため、職員をオフサイトセンターへ派遣し、運営訓練を実施。

(3)緊急時通信連絡訓練
村内外の訓練参加(協力)機関への通報連絡及び道現地対策本部等との通信連絡訓練を実施。

(4)一時滞在場所受付訓練・広域避難訓練
一時滞在場所の札幌市南区体育館に役場職員を派遣し、札幌市職員、石狩振興局職員、北電職員と共に、泊村からバスと自家用車にて避難した住民、小・中学校(児童・生徒・教職員)104名の受付を実施。
その後、避難場所であるアパホテルandリゾート〈札幌〉へ移動した住民、小・中学生は、ホテルで昼食をとり、それぞれ帰村。
とまり保育所の入所児4名は、体調等考慮し、仁木町のきのこ王国で折り返し帰村。
また、老人ホームむつみ荘入居者・施設職員(10名)は、つくし園関連施設である「湯の里・黒松内」への広域避難を行い、避難ルートの確認。

(5)緊急時環境放射線モニタリング訓練
防護服を着用し、北海道の指示に従い、村内においてモニタリング訓練を実施。(モニタリング内容:泊浄水場で水の採水、泊小学校で土壌の採取)

(6)広報訓練
有線放送、広報車両、エリアメールによる避難に関する広報を実施。

(7)放射線防護対策施設運営訓練(役場庁舎)
役場庁舎出入口において、施設への入退規制の為の運営訓練を実施。

(8)放射線防護対策施設物資緊急輸送・燃料供給訓練(むつみ荘)
放射線防護対策施設(むつみ荘)において、屋内退避が3日間を超える事態となる場合に備え、北海道電力(株)が備蓄する4日分の生活物資及び燃料を放射線防護施設へ供給する手順等の確認。

(9)孤立住民救助訓練(独自訓練)
地震・津波の影響で茅沼地区集会所に避難してきた住民が屋上へと避難。その後屋上から戻れなくなり、救助してほしいとの連絡が役場に入り、消防署泊支署に救助要請をし、ハシゴ等を使用した救助訓練を実施。