- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道余市町
- 広報紙名 : 広報よいち 令和7年6月号
4月23日(水)、札幌西高校で生徒が自分の興味や関心について1年間探究する「探究学習」の最終発表会が行われ、3年生の大崎留奈(おおさきるな)さん(余市町出身)と夏目実侑(なつめみう)さん(札幌市出身)が発表を行いました。
食べることが大好きで、地域活性化に関心があった2人は、「地域活性化のためのスイーツ創作プロジェクト」をテーマに設定し、スイーツを通じて余市町の魅力を伝え、町の認知度を上げることを目指しました。
探究の過程で余市町役場に取材を行い、町出身の方が営むジェラート店を紹介されました。そこでスイーツ開発について相談を重ね、余市産のヘーゼルナッツを使ったジェラートを完成させました。
完成したジェラートは、3月に札幌で開催されたイベントで2日間販売され、用意した200個は完売。購入者には、大崎さんが手作りしたショップカードも配られました。
大崎さんは「余市町でヘーゼルナッツが作られていることや、自分たちの活動を紹介することができた。少ない人数でも、余市町に興味を持ってもらい、知名度を上げることができた」と成果を語り、夏目さんは「世の中の見え方が変わった。SNSで地域おこしの情報を目にしたとき、今までは観光客側の視点で見ていたが、今では観光客を呼ぶ側の視点で見るようになった」と自身の意識の変化を話していました。
問合せ:政策推進課広報統計係
【電話】21-2117