くらし 町長への手紙(2)

・北町に転居してきましたが、とてもよい町内だと思います。近所には何年も毎朝早くにゴミ拾いを続けている男性がいて有難いです。コスモスが沢山咲いている場所があり、癒しの場所になっています。犬の糞も落ちていません。町内の人々の良いところや場所を他の方にも知ってほしいと思います。
→毎朝、早くから町内のごみ拾いをされている男性のお話を聞き、長年にわたり献身的な活動をされていることに心から敬意を表するところです。また、地域のために無償で尽力されている方がいることは奈井江町の誇りでもあります。
コスモスが地域の景観に彩りを加え、犬の糞が落ちていないことも皆さんのマナー意識が高く、地域の美化を意識されている証拠だと感じております。
町が清潔で気持ちよく過ごせるのは、皆さん一人ひとりの協力があってこそです。これからも、感じたことや改善点があればお知らせ下さい。

・広報10月号に掲載されていた「財政健全化指標」について、5つの指標の数式が示されないので正しさを検証できておらず、比率につながった数値の根拠が開示されていません。
令和5年度決算の広報は無く、昨年4月に予算が知らされただけです。一般・連結の実質赤字比率を「赤字無し」と略記しているが、赤字15%まで問題がないと考えているのでしょうか。
黒字(赤字)の値、収入に対する比率、どちらも重要で、黒字でも減少傾向を認めれば注意喚起すべきです。69億の収入で黒字は僅か1.4億、その3分の1が病院事業の赤字補填に消えます。
→広報掲載の財政健全化指標に関しては、算定結果の比率について、全国の自治体で毎年作成し公表することになっているため、比率のみ掲載しているところであります。
算定に用いる数式及び数値の根拠につきましては、健全化監査及び議会における決算委員会において詳細の説明を行い認定されているところであり、詳細に関しては、広報紙・ホームページ等への公開は今後においても予定しておりません。
次に、令和5年度決算については、広報11月号において、他自治体でも分かりやすい表現として活用例の多い「家計簿への置き換え」による掲載をこれまでと同様に行う予定であり、11月15日付、別途発行の議会だよりにおいても、議会における認定事項として掲載を予定しております。
また、財務書類の公表については、決算認定後に作成事務を進め、道及び国の確認を経て、今年度末までに公表することとしております。
健全化判断比率における「赤字なし」の指標については、標記上の表現となっているところでありますが、財政運営における今後の見通しにおいて注視するべき事項として当然認識しているところであり、職員・議会等への説明においても共通認識としているところですので、ご理解願います。