くらし 年頭所感

■長沼町議会議長 平井儀一

あけましておめでとうございます。
ご健勝にて輝かしい令和8年の新春をお迎えのことと、長沼町議会を代表しまして心よりお慶びを申し上げます。町民皆様には、常日頃から議会活動に対し、深いご理解と温かいご支援を賜り、深く感謝と御礼を申し上げます。

昨年を顧みますと、本町においては、幸いにも大きな災害はありませんでしたが、近年、北海道らしからぬ猛暑や集中豪雨に見舞われることが増えております。また、昨年10月25日には根室半島沖地震、12月8日には青森県東方沖地震が発生し、北海道・三陸沖に後発地震注意情報が発表されるなど、自然災害の頻発化・激甚化に対し、町民の生命と財産を守り、安全安心なまちづくりを実現するため、防災・減災に対する取組強化の重要性を改めて認識したところであります。

さて、基幹産業である農業は、近年顕著となっている高温などの気象環境、営農資材等の価格高騰や農産物の価格変動など、多くのことに心を配ることとなりましたが、生産者や関係者皆様のご尽力により、新たな指標として昨年から公表されております水稲の作況単収指数において南空知では101となり、小麦や大豆においても、高温により生育ステージが早まるなどの影響がありましたが、それぞれ平年並みとなり、実りの秋を迎えることができました。
昨年4月に策定された、国の新たな「食料・農業・農村基本計画」では、この5年間で農業の構造転換を集中的に推し進めることとされており、今後、本町の農業・農村のあり方にも大きな変化をもたらすことが予想されます。従来から国営農地再編整備事業など生産基盤の整備やスマート農業の導入支援等、各種支援策に取り組んでおりますが、議会としても国の政策や今後の動向について、十分注視していく所存であります。

昨年10月に日本の憲政史上初めての女性総理大臣が誕生し、新内閣が発足したところであり、物価高対策、食料安全保障、国土強靱化対策、人口減少対策など待ったなしの課題に取り組まれるものと思われますが、地方を取り巻く環境は依然厳しく、少子高齢化や人口減少が進行する中、社会構造の急速な変化に加え、長引く物価高騰下における生活者や事業者支援など、地方も対応しなければならない課題や役割が増えております。子育て支援や高齢者福祉、各産業の担い手支援はもとより、次世代に向けて持続可能な地域社会を実現するため、これまで以上に町民・議会・行政が知恵を結集し、相互に連携・協力していく必要があります。
今日の基礎を築かれてきた先人の思いを受け継ぐとともに、温故知新の精神と町民皆様の声や意見をもとに、わがふるさと長沼町に誇りと愛着を持ち、今後も住み続けたいと思われるようなまちづくりを進めるため、議員一人一人がその責務を自覚し、より一層の資質の向上に努めることはもとより、町民に開かれ、信頼される議会を目指し、誠心誠意尽くしてまいる所存でありますので、今後も変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。

本年の干支「丙午(ひのえうま)」は、「情熱や情念、変化を象徴する年」と言われており、「火」と「午」の組み合わせから、大地を蹴って走り出す馬のように、本町のこれまでの地方創生の取組により、令和8年が飛躍的に成長する年となることを切に願っているところであります。
結びに、令和8年の新春に臨み、町民皆様におかれましては、災害・事故に見舞われることなく、健やかで実り多く、希望に満ちた年となりますことを心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。