- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道長沼町
- 広報紙名 : 広報ながぬま 令和7年11月号
長沼町教育委員会 教育長 八栁圭
略歴:長沼町教育委員会学校教育課教育支援室長、長沼町立北長沼小学校長、長沼町立長沼小学校長を歴任
昭和42年生 58歳
この度、前教育長の任期満了に伴い、齋藤町長の任命並びに町議会の同意をいただき、10月1日付で教育長に就任いたしました。
平成2年4月に、空知管内深川市立入志別小学校に教諭として勤務以来、長沼町教育委員会での5年間の勤務を経て、令和7年9月30日で退職した、長沼小学校長を最後に、約30年間学校現場で子供たちと過ごしてまいりました。教育長という大役を仰せつかり、その責任の重さに身の引き締まる思いで一杯です。
教育行政経験は少ないですが、齋藤町長のもと「誰もが幸せを実感できるまちづくり」を合言葉に、微力ではありますが、皆様とともに長沼町教育行政の振興に全力を傾注してまいる覚悟でございますので、何卒、ご支援、ご指導くださいますようお願い申し上げます。
今日、人口減少や少子高齢化の進行、情報技術やグローバル化の進展、人々の価値観や生活様式の多様化など、社会情勢が大きく変化しています。こうした中で、9年間の義務教育において、子供たちが学ぶことの意義や喜びを実感できる環境を整え「一人一人の学びをしっかりと支え、誰一人取り残すことのない教育」の実現に向け、一人一人の学びをしっかりと支えてまいります。また、新しい義務教育学校・長沼学園は、単なる小学校・中学校施設の更新ではありません。長沼町で育った子供たちが、自分の夢や希望を将来にわたり実現できる力を蓄えられるよう「学校教育」と「社会教育」の機能を合わせた、新しい教育モデルの創造を目指しております。施設一体型義務教育学校の開校に向けては、町民の皆さまの意見を拝聴する機会を重視しながら、いただいたご意見を開校準備委員会で共有し、ご意見、ご要望が十分に反映できるよう進めてまいりたいと思います。本町の宝である子供たちのより良い成長と社会教育の充実はこれからの長沼町の発展に直結するものと考えております。
どうか、皆様の一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。
