子育て 栗山学び隊 No.67

介護福祉学校と栗山高校を隔月で取材!

【栗山高校】
◆一人一人が輝ける

栗山高校吹奏楽局
・水上晴登(はると)さん
・笹森翔太さん
・鈴木理仔(りこ)さん
・加瀨羽奈(はな)さん
・澤野芹(せり)さん

栗山高校吹奏楽局は、6月で3年生が引退し、9人の局員で活動しています。そのうち7人は、他の部活動や生徒会活動を掛け持ちしているため、全員揃うことが少なく、取材した日は局員5人が活動していました。

▽ひとつの音楽を作り上げる喜び
局長の2年生水上晴登さんは、今年度6人が入部してくれてパートが増えたことがうれしかったと言います。「吹奏楽の良さは、みんなが協力して、一つの音楽を作り上げるところです。演奏する曲をみんなで話し合って決め、楽譜は、インターネットで探し、先生に用意してもらっています。演奏していて、音がしっくりくると、とても楽しいです」と水上さん。
小学生の時からずっとトランペットを続けている1年生の加瀨羽奈さんは、「中学生の時は、大人数で演奏していましたが、今はソロパートもあって、目立つのが楽しいです」と笑顔で話します。
2年生になってから入局した澤野芹さんは、クラリネット担当。「ロングトーンやリズムをとるのが難しいです。初めは楽譜を読むのが大変でしたが、演奏するのは楽しいです。」と言います。
「低音を聞くと落ち着きます。担当しているバリトンサックスの音が気に入っています」と話す2年生の笹森翔太さんは、高校生になってから吹奏楽を始めました。

▽誇れる賞をとりたい
指導者が町外からの外部講師で、指導日が限られるため、普段は上級生が下級生を指導しているそうです。「自分の担当ではない楽器を教えるのは苦労も多いです。演奏していて、ハーモニーが合うときは、みんなの絆を感じます。局員が少ない分、一人一人が輝けるところがとても良いです」と話す2年生鈴木理仔さんからは、吹奏楽が本当に大好きなんだと伝わってきます。
今は、1月に岩見沢市で開催されるアンサンブルコンテストに向けて練習中です。全員で力を合わせて、誇れる賞を取ることが今後の目標と、みんなは目を輝かせていました。