- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道浦臼町
- 広報紙名 : 広報うらうす 令和7年12月号(No.735)
町民の皆様こんにちは、地域おこし協力隊の荒尾です。
昨年7月に地域おこし協力隊として着任してから、あっという間に1年5カ月が過ぎました。
昨年10月に晩生内の空き家に出会って以来、フレンドシップキルト製作ワークショップや内装リフォームワークショップにクラウドファンディングなど、浦臼町民の方々にたくさんご協力いただきながら準備を進めてきたCafe晴耕雨読の開業準備でしたが、無事に10月31日にグランドオープンを迎えることができました。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
ワークショップで製作していただきましたフレンドシップキルトは当初の予定よりも一回り大きな大作となり、完成までにはまだまだ時間がかかりそうです。未完成でしつけ糸の付いたままの状態ですが、床の間の壁一面に掲げた存在感は圧巻です。浦臼の女性たちの手仕事の素晴らしさをカフェに訪れる方々に知っていただける場所となったことをとても嬉しく思います。
昨年10月に足を骨折し今年の4月には入院手術を行い、なかなか思うように動けない期間がありましたが、7月末には鶴沼ワイナリーへのトレイルを歩くモニターツアーを行い、町内外の参加者さんに体験していただいた感想からブラッシュアップし、9月には空知総合振興局と連携し旅行会社を招へいしたFAMトリップを行いました。浦臼町をメインに月形町から新十津川町への3町を跨ぐツアーでしたが、浦臼町では浦臼の食の魅力を詰め込んだ重箱ランチ『浦臼の宝石箱』をCafe晴耕雨読で食べ、道の駅つるぬまから鶴沼ワイナリーに向けて歩くツアーでした。浦臼の食と自然を満喫する満足度が高いとの評価をいただき、浦臼の歴史・自然・文化を体験していただくアドベンチャートラベルとしての販売に繋げる準備を進めるための大きな一歩となりました。
また長い冬がやってきますが、Cafe晴耕雨読を拠点としながら星空観測を行ったり、スノーシューで冬の自然を楽しむモニターツアーを企画していきたいと思っております。
ぜひ一緒に楽しんでいただけましたら幸いです。
