くらし 議会だより No.193(4)

■総務産業常任委員会報告
◆農作物作況状況について
調査日:10月28日

○概要
本年の気象概況は、降雪量は令和5年度に比べ累積降雪量で133cm、最大積雪深で35cm少なかった。春作業は、4月中・下旬の断続的な降雨の影響もあり例年より作業は遅れたが、その後天候の回復により順調に推移し、以降は高温多照となり9月まで高温傾向が続いた。
水稲の生育に関しては概ね高温で推移し8月15日の生育状況は早8日となり、作況指数は北海道98、北空知97、低タンパク米17.7%、色選預米10.2%となっている。その他の主要作物は、秋小麦は高温・干ばつの影響で細麦傾向となり、春小麦は融雪遅れや降雨により播種を遅らせ、天候不順から病気の発生により収量が減少した。大豆は、収量は高温により増収となった。そばは、着果不良から2番花での収穫となり収量は大きく減少した。花き、その他野菜は、一部の品目で高温の影響による品質低下や収量減となった。単価は、全国的な品薄により高値で推移していると考えられる。にんにくの作付面積は減少傾向にあり、生育については一部で春腐れ病の発生が見られるほ場もあった。また、イモグサレセンチュウの発見も確認され、今後の被害拡大が懸念される状況にある。販売については、実需からの引き合いが強い状況となっている。

○考察
・農業の人手不足に対し、町として人材確保対策に取り組んではどうか。
・ぼたんそばの今年の作況を鑑みると、収量・価格ともに低迷している状況にある。今後ぼたんそばのブランド維持のために、農作業受託組織(コントラクター)による収穫、乾燥調整施設の体制強化など、行政、JA、生産者が一体となった対策が望まれる。
・水稲直播栽培における各栽培方法の技術情報把握と収量等の調査研究を望む。

◆町内実施事業等の進捗状況
調査日:9月4日、10月28日

○概要
本年度の施工途中及び完了の報告のあった事業について、9月4日、10月28日に次の5か所の現地調査を行い、所管より説明を受けた。
(1)浦臼町立診療所建築工事、電気設備工事、機械設備工事
(2)川8号道路改良工事
(3)JR踏切部道路改良工事
(4)山26号線道路改良工事
(5)スパーク・21台所改修工事

○考察
・町立診療所待合室の窓ガラスの下部は、目隠しやすりガラス等にして外部から見えにくくする対応をしてはどうか。
・JR跡地の管理が不十分な箇所が散見されるため、今後、対応をお願いしたい。また、跡地の活用や譲渡についても、業務を早急に進めていただくことを望む。
・スパーク・21の台所改修工事に際しては、今後のLED化工事も含めて、入居者に迷惑やトラブルなどのないように対応・施工を望む。

■議会の流れ
○議会運営委員会
12月2日
・令和7年第4回定例会の運営について

○全員協議会
10月28日
・町税の徴収方法等の変更について
・道の駅建設協議の進捗状況について
12月9日
・令和7年第4回定例会について
・補正予算について
・会計実地検査の結果報告について~公営住宅関連
・乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定
・過疎地域持続的発展市町村計画について
・指定管理者の選定について
・道の駅建設事業について
12月17日
・補正予算について

○議会広報特別委員会
1月13日
・議会だより第193号の編集

■議員表彰
地方自治振興や町政発展に貢献された2名の議員に全国町村監査委員協議会、空知町村議会議長会よりそれぞれ表彰状が授与され、12月9日第4回定例会開会前に伝達式を行いました。

■奈井江町・浦臼町議会議員交流会
令和7年12月15日、浦臼町役場で交流会が開催され、「北海道の社会資本整備と最近の建設産業について」と題して空知総合振興局鷲尾局長による講演が行われました。講演後は講師との意見交換等を行いました。

■編集後記
昨年の最終取引で日経平均株価が5万円台で推移し三十数年前のバブル期でも見られなかった5万円台に一抹の不安を感じてしまう。円安を是正するためか日銀も利上げの様相だが、景気が良いのは一部上場企業でその恩恵は中小零細企業には及んでいない。利息が上がると資金確保もままならなくなり、最低賃金は上昇するが目に見える収入増にはならない。事業者や労働者ともに物価高の苦境となるのではと感じてしまう。
最後は政治の力に頼るのだが、政治がどっちを向いているのかも見えてこない。子育て世代には給食費や学費の恩恵があるが限定的でもある。不安な話だがそれぞれが考え続けることが大事では。(砂場)