健康 健康ワンポイント「糖尿病性腎症を予防して腎臓をいたわりましょう!」

糖尿病性腎症は、糖尿病合併症の1つで、人工透析の原因疾患の第1位となっています。

■腎臓とはどんな臓器
腎臓は、背中側の腰の上あたりに左右1つずつあるソラマメのような形をした臓器です。血液をろ過して尿を作り、体内の老廃物や余分な水分、塩分などの電解質を体外に排出する働きがあります。

■糖尿病性腎症とは
糖尿病により高血糖状態が続き、全身の血管が傷つくことで発症します。腎臓は一度悪くなると元に戻らない臓器なので、高血糖を放置せずに治療することが大切です。

■糖尿病性腎症の症状
腎臓は、初期にはほとんど自覚症状はありません。腎臓機能の低下が進行すると、体内の老廃物を排せつできなくなり、むくみなどの症状が出てきます。さらに進行すると、人工透析が必要となります。

■人工透析とは
血液を腕の血管から取り出して人工的に老廃物を除去して腎臓の機能を補う治療です。週3回、4~5時間程度の頻度で一生涯続ける必要があり、日常生活に制限が生じます。また、年間1人当たり約500万円の高額な医療費が必要となります。

■腎臓をいたわるポイント
糖尿病性腎症を予防するためには、糖尿病を悪化させない必要があります。そのために、腎臓をいたわる方法を紹介します。

1.規則正しい食生活をしましょう。
1日3食バランスよく食べ、腹八分目を心掛けましょう。

2.身体を動かす習慣をつけましょう。
特にウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。

3.禁煙しましょう。
たばこに含まれるニコチンは、糖尿病合併症のリスクを高めます。

4.ストレスを溜めないようにしましょう。
過労やストレスは糖尿病を悪化させます。

5.病院受診や治療を継続しましょう。
健診などで高血糖や腎機能低下と診断されたら、放置せずに病院を受診しましょう。また、自己中断せずに治療を継続しましょう。

腎臓は、生命維持のために重要な役割を担っています。生活習慣を見直して、腎臓をいたわりましょう。

担当:保健福祉課