- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道妹背牛町
- 広報紙名 : 広報もせうし 令和7年9月号 vol.778
■地域安全活動の推進 防犯協会が表彰
妹背牛町防犯協会(鈴木正彦会長)は、安全な地域づくりへの功績をたたえる本年度の防犯功労者・ボランティア団体表彰に選ばれました。
表彰は、北海道警察本部長と北海道防犯協会連合会理事長の連名。同協会は、防犯カーリングの開催や新入学児童への防犯グッズの贈呈など、防犯意識を高める活動を精力的に続けています。
伝達式は、7月15日に深川警察署で行われました。
写真…深川警察署の米田宗治署長(左)から表彰状の伝達を受ける鈴木会長
■農協女性部 防災講習に学ぶ
JA北いぶき女性部妹背牛支部の講習会が7月29日、同JA妹背牛支所で開かれ、出席者たちが防災について学びました。
札幌管区気象台の職員が熱中症予防などについて説明した防災講習に続いて、妹背牛町役場総務課の職員が非常用トイレの使い方を紹介。実際にトイレを組み立てた後、座り心地などを確認しました。
また、非常食の試食も出席者たちの関心を集めました。
写真…非常用トイレの使い方の説明を受ける出席者たち
■富山県入善町からジャンボスイカ
認定こども園妹背牛保育所に今年も、町と交流のある富山県入善町の特産品「入善ジャンボ西瓜」が届き、園児たちが夏の味覚を味わいました。
町の無形・有形文化財に指定されている獅子舞のルーツが入善町にある縁で、両町は20年以上前から地元の農産物を贈り合う交流を続けています。
スイカは長さ約40センチ、重さ約20キロ。園児たちは、力いっぱいに棒を振り下ろしてスイカ割りを楽しんだ後、みずみずしい甘さのスイカをたん能しました。
写真…ジャンボサイズのスイカ割りを楽しむ園児
■沖縄県出身の與古田さん 協力隊に
沖縄県出身の與古田史帆(よこた・しほ)さんが8月1日、妹背牛町の地域おこし協力隊に着任しました。沖縄料理の飲食店開業を目指します。
與古田さんは、北海道の涼しい気候とおいしい食材を求めて、妹背牛町に移住。夫と長男の家族3人で新たな生活を始めました。
調理師免許を持ち、ホテルや飲食店での勤務経験があることから、北海道民の舌に合う沖縄料理の味の研究や食材を吟味し、飲食店の開店に向けて活動していきます。
写真…家族3人で妹背牛に移住した與古田さん一家
■小学生が「ふまねっと運動」体験
妹背牛小学校の4年生が7月9日、妹背牛の魅力を調べる総合学習の一環で町内各施設を見学しました。
このうち、わかち愛もせうしひろばでは、毎週水曜日に行われている「ふまねっと運動」を体験。参加していた高齢者に見守られながら、床に敷いたマス目の網を踏まないように歩きました。
体験後、児童はスタッフから施設の利用状況などを聞き取り、熱心にメモを取っていました。
写真…わかち愛もせうしひろばで、ふまねっと運動を体験する児童
■堀込さん 消防救助の全道大会に出場
深川地区消防組合深川消防署妹背牛支署の堀込駿太さんが、7月に札幌市で開かれた第53回「全道消防救助技術訓練指導会」に初めて出場しました。
堀込さんは同組合消防本部の代表として、長さ20メートルのロープを往復するタイムを競う「ロープブリッジ渡過」に出場。降雨の中、標準所要時間の28秒を上回る24秒を記録し、2カ月余りにわたる訓練の成果を発揮しました。堀込さんは「雨の日もしっかりと対応できるよう、訓練を続けたいです」と話しています。
写真…全道大会に向けて訓練に励んだ堀込さん