- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道雨竜町
- 広報紙名 : 広報うりゅう 2025年10月号
雨竜町開拓記念式が9月1日に役場大会議室で行われ、各団体長、既顕彰者や永住貢献者など43人が参列しました。
式典では、先人のご労苦とその功績に感謝し、参列者による黙とうと献花が行われました。
白川町長は「開拓の鍬が下ろされて以来、幾多の困難を乗り越え、開墾に励まれた先人に対し全町民とともに深甚なる感謝の誠を捧げ、心から敬意を表する次第であります。昭和三十六年九月に町制が施行されてから、本年で町制施行六十四年を迎えることができました。
本町の基幹産業である農業の振興では、完了を間近に控える国営緊急農地再編整備事業をはじめ、道営土地改良事業などの農業農村整備事業を積極的かつ着実に進め、大規模農業経営と効率的な作業体系の確立を図り、より一層「安全で良質なおいしい米づくり」と、高品質米生産出荷の安定供給が図られるよう努めてまいります。
ふるさと納税の返礼品では「うりゅう米」がその中心的な役割を担っていることから、作付面積の更なる拡大を進めるための奨励事業を継続し、積極的なPR活動を展開して参ります。
ここ数年は、全国各地で大きな災害が増加傾向にあります。各関係機関との連携強化、防災意識の向上、各種災害備蓄品の充実など、町民の皆さんが安心して生活できる体制づくりに万全を期して参ります。
山積する行政課題に対応するべく、「安定と信頼」を基本に、幅広く町民各位の協力を仰ぎ、豊かな雨竜町の建設に努めて参る所存であります」と式辞を述べました。
続いて顕彰者への表彰がされ、自治功労者として表彰された折出雅弘氏(2町内)が「雨竜町の発展のため、また、地域社会の活性化のため、微力でありますが、より一層の努力をして参る所存でございます」と謝辞を述べました。
■自治功労表彰―折出雅弘氏
平成23年7月から令和5年7月までの4期12年間、雨竜町農業委員会委員としてご活躍され、このうち、令和2年7月から令和5年7月まで会長の重責を担われ、基幹産業である農業の振興をはじめ、広く町行政の推進に多大な貢献をされました。
■産業功労表彰ー遠藤淳史氏
平成22年4月から平成31年4月までの8年11か月間、きたそらち農業協同組合雨竜地区理事としてご活躍され、このうち平成29年6月から平成31年4月までの1年9か月間、雨竜地区代表理事としての重責を担われました。また、平成26年7月から平成29年7月までの1期3年間は雨竜町農業委員会委員として雨竜町農業の振興発展に多大な貢献をされました。
現在は、北海道農業共済組合統括理事の要職に就かれ北海道農業者の農業経営の安定化のため尽力されています。
■善行者表彰ー大町勉氏
令和6年10月、雨竜町ふるさと創生資金として100万円を寄附されました。
平成29年、令和2年、3年、4年、6年に続く6度目の善行者としての顕彰です。
大町さんには9月19日に、白川町長から表彰状と記念品が手渡されました。