スポーツ 町民の活躍

■カヌースプリント
アジア選手権大会 3位 照井咲頼さん

令和7年5月8日(木)から10日(土)に中国・南昌市にて「カヌースプリント アジア選手権大会」が開催されました。この大会に日本代表(女子K4500m)として出場した照井咲頼さんが3位となりました。
現在、カヌーの強豪国であるハンガリーの大学に通いながら五輪選手も所属するクラブチームで練習をしている照井さんは、日本カヌー連盟カヌースプリント女子カヤックのシニアナショナルチームに選ばれ、4月3日に日本代表入りしたことを鷹栖町役場に訪れ報告しました。「世界のトップ選手と練習してきたので、自分のレベルがどの位置にいるのかは把握しています。なので、他の選手よりは緊張せずに大会に挑めると思います。世界と比べると骨格の違いがあるので、課題として筋力不足はありますが、テクニックは負けていない自信があります」と力強く話しました。
鷹栖町を訪れてから1カ月が経過して迎えたアジア選手権大会。結果はアジア3位と素晴らしい成績を収めました。この結果に照井さんは「まずは素直にこの結果を喜びたいです。調整期間が短い中、メンバー4人で何回も意見を出し、話し合いました。個人とは違い、チームとしての連携が求められるので難しいところではありますが、世界と比べても協調性は日本の強さだと思います。それに、4人のストロングポイントが発揮できれば、良い結果につながると思っていました」と振り返りました。
自分のリズムとチームのリズムをそれぞれ大切にしながら、次の世界大会に向けて、更なる高みを目指し、照井さんは漕ぎ続けます。