- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道比布町
- 広報紙名 : 広報ぴっぷ 2025年7月号(802号)
令和7年第2回町議会定例会が6月16日に招集され、町長および教育長から行政一般報告がされました。概要をお知らせします。
■町長行政一般報告
◇諸工事の発注及び進捗状況
令和7年度諸工事の発注状況は、別表をご覧ください。
別表諸工事の発注状況(令和7年11月30日から5月29日まで)
(単位:円)
◇観光施設の利用状況
令和6年度のぴっぷスキー場は、前年度より3日早い12月13日にオープンし、3月23日まで101日間の営業となりました。
来場者数は前年比99・7%の5万3、124人となり、リフト輸送人員は、前年比107・0%の61万8、779人となりました。
リフト収入は1億851万6、419円で、前年より約2、460万円多い129・4%となりました。
令和6年度シーズンは、12月にまとまった降雪があったものの、その後は例年よりも降雪が少なく、ゲレンデコンディションを維持することに大変苦労したシーズンでした。
しかし、インバウンドの来場者が大きく増加したことに加え、大変心苦しいことではありましたが、リフト使用料を改定させていただいたことにより、リフト収入が平成14年度シーズン以来の1億円を超える実績となりました。
一定程度の収入を確保できましたが、昨今の物価、エネルギー価格の高騰や施設の老朽化に伴う管理運営経費は増加しており、今後の経営改善に向けた検討が必要となっています。
シーズン終了後の4月23日には、スキー場エリア内の関係団体の皆さまと、シーズン中の反省や改善事項などについて意見交換を行い、来たるシーズンに向けた準備を進めているところです。協力体制を一層強め、施設や設備などの整備・点検を確実に実施し、安全で安心して楽しんでいただけるスキー場の運営をめざします。
グリーンパークぴっぷは、本年は4月29日から営業を開始しています。
5月31日現在の収入は64万2、300円で、前年より9万円少ない87・7%となっています。
パークゴルフ場は利用者数が減少傾向ですが、良好なコースや施設の維持管理と、親切な接客対応を心がけるとともに、新たなサービスを実施するなど、来場者の増加をめざします。
キャンプ場は、屋外で楽しめるレジャーとして需要が高く、週末を中心にソロの方からご家族連れなど、幅広く多くの利用者に訪れていただいています。
今後は、ソフト面のサービスを充実させるとともに、キャンプイベントを開催するなど、満足度の高いキャンプ場をめざし、利用者の増加に繋げます。
令和6年度の遊湯ぴっぷの総入館者数は11万2、003人で、前年に比べて3、297人多い103・0%との報告を受けています。
総入館者数はコロナ禍前を超える結果となり、アフターコロナ期以降から続いている観光需要の回復、宿泊プランや日帰り宴会プランの見直しなど、指定管理者の企画や営業努力によるものと考えています。
一方、エネルギー価格の高騰や、施設の老朽化など、施設運営に係る課題も多いことから、さらなる利用の促進と、今後の施設の在り方についても引き続き検討をします。
◇農作物の生育状況
水稲の移植作業はほぼ終了し、6月1日現在で上川総合振興局が発表した主な農作物の生育状況について、水稲は春先に雨が多く、また、移植作業期間中は気温が低い日もありましたが、生育は平年並みとなっています。
秋小麦は、5月中旬以降の低温により生育が一時遅れ、草丈がやや短く茎数は少なめですが、平年並みの生育です。
大豆は、圃場の土壌水分が高かったことから平年に比べ6日、播種作業が遅れていましたが、おおむね終了し、順次、そばの播種作業が始まる予定です。
今後も関係機関による適切な営農指導が行われるよう、情報の共有と連携に努め、農作物に適した天候が続くことを期待します。
予報によると、今年も平年より気温が高くなることが予想されますので、熱中症予防対策や農作業事故に注意をお願いします。
■教育行政一般報告
◇卒業生の進路状況
令和6年度比布中央学校卒業生23人の進路先は、公立高校15人・町立高校2人・私立高校6人となりました。
新たなステージでの活躍を祈っています。
◇学校教育活動
子どもたちは新しい学年になった喜びや希望を胸に、学習や運動に意欲的に取り組んでいます。1年生も学校に慣れ、友達と仲良く元気に学校生活を送っています。
4月22日から、9年生が東京方面へ修学旅行に行きました。1日目はメトア銀座(三菱電機グループの展示スペースandギャラリー)の見学と東京比布会の皆さんとの懇談、2日目は東京都内自主研修、3日目はグループ別企業訪問、4日目はディズニーランドandディズニーシーを見学し、思い出多い有意義な修学旅行となったようです。
5月24日に後期課程の体育大会、31日に前期課程の運動会が行われ、子どもたちは家族や地域の皆さんのたくさんの応援を受け、元気いっぱい競技や係活動に取り組み、随所に成長が感じられた体育大会、運動会となりました。
◇教育委員会の事業について
4月21日に、比子連事業「比布アドベンチャーズ」が行われ、26人の子どもたちが参加しています。
4月27日には、公民館事業「春の突哨山ツアー」が行われ、12人に参加いただきました。
4月28日に令和7年度白寿大学の始業式が行われ、本年度は学生64人でスタートしています。
6月15日に全町親睦ミニバレー大会が開催され、各行政区から16チーム約70人に参加いただき、熱戦が繰り広げられました。
◇子どもたちの活躍
旭川レスリングクラブに所属している8年生の寒河江冴六さんは、5月4日、茨城県で開催された「第51回全国中学生レスリング選手権大会」に出場し、大いに健闘しました。
旭川実業高校3年生の山田玲華さんは、6月18日から札幌市で開催される「第54回ゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップソフトテニス2025」に出場します。全国大会での健闘を祈っています。
2年生の石山陽菜さんが、4月5日、札幌市で開催された「カワイこどもピアノコンクール北海道大会」に出場しました。
6年生の大月陽翔さん・4年生の大月結翔さんが、5月10日、札幌市で開催された「全農杯2025年北海道卓球選手権大会」に出場し、全力を尽くして頑張りました。
■町から提案した主な議案
・令和7年度一般会計補正予算(第2号)について
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