健康 保健センター通信 ホケセンだより

■脱!メタバコ※1!~喫煙+メタボ※2=危険度MAX~
※1メタバコとはメタボリックシンドロームで喫煙をしている人のことです。(造語)
※2メタボとはメタボリックシンドロームの略。内臓脂肪型肥満に加えて、高血圧・高血糖・脂質異常症のうち2つ以上を併せ持つ状態をいいます。

●健康診断でがっかり…原因はたばこ!?
健康診断の結果を見て、ため息をついたことはありませんか?もしかすると、その原因はたばこが関係しているかもしれません。喫煙はがんをはじめ多くの病気のリスクを高めます。この機会にたばこが体に与える影響を改めて考え、健康的な生活を送りましょう。

●比布町の現状
令和5年度特定健診問診票の集計によると、比布町は喫煙率・メタボ率がともに北海道平均より高い状況です。
つまり、「喫煙」+「メタボ」のダブルリスクを抱える人が少なくありません。

●喫煙とメタボの関係
▽内臓脂肪の蓄積
喫煙により内臓脂肪が蓄積する傾向があります。生活習慣病のリスクを高めます。
▽高血圧
たばこの化学物質が血管を収縮させ、血圧を上昇させます。
▽高血糖
たばこは体を緊張させる神経(交感神経)を刺激して血糖値を上げます。その結果、インスリンという血糖を下げるはたらきを妨げます。
▽脂質異常
たばこは脂肪の使われ方を悪くして、中世脂肪が増えます。
その結果、動脈硬化が促進されます。

●たばことメタボが重なるとスーパーハイリスク
喫煙しているだけで、内臓脂肪を蓄積し動脈硬化を促進させます。喫煙とメタボが重なることで動脈硬化はさらに進行し、虚血性心疾患や脳血管疾患等の発症リスクが増大します。
禁煙はメタボリックシンドロームの予防・改善にもなります。自分のため、大切な人達のために今こそ、卒煙を真剣に考えてみましょう。

●禁煙はメタボ改善の近道
禁煙は、メタボ予防や改善にも効果的です。自分の健康、そして大切な人を守るために、今こそ卒煙を真剣に考えてみませんか?
保健センターでは禁煙に関する相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。

問い合わせ先:保健センター
【電話】85-2555