くらし 謹賀新年(2)

町民の皆さまにおかれましては、清々しい令和8年の新春を健やかにお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。
平素は、町議会に対しまして、温かいご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

一昨年「議員の成り手不足」をテーマにした町民アンケートを実施し、集計結果から、できることから取り組むことを前提に、まずは町民の皆さまの声を聞く「みんなの声」回収箱を庁舎1階税務住民課窓口に設置いたしました。ぜひ皆さまの声をお寄せください。また、3月、6月、9月、12月の定例議会ごとに、お茶を飲んでゆっくり見られる「議会傍聴カフェ」を1階に設置しておりますので、皆さまのお越しをお待ちしています。

さらに、和寒町、下川町の視察、農協・商工会・議会との3団体懇親会の開催、議員報酬改正要望書の提出等を実施しており、今後は議会報告会等の検討協議を予定しています。

顧みますと昨年は、10月21日に高市早苗氏が第104代内閣総理大臣に任命され、日本史上初の女性首相が誕生しました。物価高騰、中国外交、経済対策、議員定数削減等課題山積みです。今後の手腕に期待したいと思います。

基幹産業である3本柱のうち水稲では平年に比べ高温・多照・降水量が多く、結果として水稲は上川管内では作柄の新指標である作況単収指数(直近5年間収量の最も多い年と少ない年を除いた3年の平均値)が96(566kg/10a)でしたが、作付面積増による予想収穫量増、畑作等も順調で作物全般的には豊穣の秋といえます。

菌茸類はエノキ、なめこは堅調、舞茸は他業者との競合により、生産増が課題、畜産は黒毛和牛の需要不足により枝肉価格の下落で厳しい状況にあります。特筆すべきは米価格の異常な高騰により消費者の買い控えによるコメ離れが懸念され、生産者が再生産と持続可能な経営が維持できる価格体系が望まれます。

国営緊急農地再編整備事業も10年目を迎え、総施工面積1,253ha中、令和7年度833haが工事完了し、進捗率66.5%になります。令和8年度は144haの施工予定です。なお、本整備事業における愛別川水系の換地処分が2月に終了し、所有権の移転が完了しています。全体工事完了は令和10年、事業完了年は令和12年です。

さて、新たな年を迎え町議会といたしまして、町のさらなる発展と、町民の皆さまが希望を持って暮らせる未来を築くため、決意を新たにし、未来を築く子どもたちのための教育環境の研究整備、若者が定着できる雇用の創出、高齢者や障がいを持つ方々が安心して暮らせる体制づくり、基幹産業の発展向上のため、執行機関との是々非々の議論を通して、町民の皆さまの声を町政に反映させる「二元代表制」の一翼を担う重責を改めて自覚し、政策提言と予算執行のチェック機能を果たしてまいります。

結びに、本年が町民の皆さまにとりまして、実り多き一年となりますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

愛別町議会議長 中山 英一