くらし 図書館へいこう!

◆話題の新着本
『鎌倉茶藝館』
伊吹有喜/著
生きる気力をなくし、ふと訪れた鎌倉で暮らし始めた美紀は、古い洋館の台湾茶カフェ「鎌倉茶藝館」で働き始める。そこには、新たな出会いやときめきがあった。

『あなたが僕の父』
小野寺史宜/著
富生が故郷の館山を離れて20年以上が経った。久しぶりに実家を訪ねた富生は、父の「老い」を目の当たりにする。不安に駆られ父との同居を決めるが、富生には付き合って8年になる恋人が東京にいて…。

『リクと暮らせば レンタル番犬物語』大崎梢/著
シェパードやドーベルマンなど、訓練を受けた優秀な番犬を自宅に迎えられる「レンタル番犬サービス」。さまざまな事情を抱えた人々に、番犬たちは静かに寄り添い…。犬と人との幸せな絆の物語。

『ひきこもり家族』
染井為人著
長年ひきこもっていた19歳の僚太と44歳の大知は強引に自宅から引き出され、ほかの3人とともに熊本の研修施設で囚人のような生活を強いられる。監獄のような扱いに抗い、5人は施設長を殺めてしまい…。

『百年の時効』
伏尾美紀/著
1974年に起きた一家殺傷事件。未解決のまま50年経ち、この事件の容疑者の一人が変死体で発見された。真相への手がかりは、刑事の捜査ノート。3つの時代、4人の刑事。時を超えて結びついた、執念の捜査が始まる-。

『9月1日の朝へ』
椰月美智子/著
9月1日は、日本で子どもがいちばん多く命を絶ってしまう日。父親と、3人の「母親」がいる高永家の4兄妹が夏休みを経て「9月1日」を迎えるまでを描いた青春家族小説。

◆今月のBEST本(8月の貸出回数上位本)
『目には目を』
新川帆立/著
重大な罪を犯して少年院で出会った6人。彼らは更生して社会に戻ったが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された遺族が少年Aを殺害した。かつての少年6人のうち、誰が被害者で、誰が密告者なのか?

『まだ大どろぼうになっていないあなたへ』
ヨシタケシンスケ/著
今暮らしているあなたのすがたは、仮のすがた。「本当のあなた」になるためにあなたが目指すべきは、大どろぼうです。大切なものを取り戻し自由を手にするための、温かな励ましが込められたおとな向け絵本。

◆イベント情報
10月11日(土)13:30~
ポコ・ア・ポコのハロウィンおはなし会

◆今月の展示
「ハロウィン特集」
ハロウィンの由来を知る絵本のほか、ハロウィンパーティーを楽しむための仮装やレシピが満載な本を展示します。