くらし NEWS SPOT
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道幌加内町
- 広報紙名 : 広報ほろかない 令和7年12月号
■芸術の秋を楽しむ ~第35回生涯学習フェスティバル
第35回生涯学習フェスティバルが開催され、10月26日(日)のピアノ発表会を皮切りに29日(水)には児童生徒発表会、そして11月3日(月・祝)には一般芸能発表会が行われました。ステージでは日頃の練習の成果を披露する子ども達や地域の皆さんの姿に大きな拍手と声援が送られました。また、アトリエでは書道やステンドグラス、写真など多彩な作品が並び、来場者はひとつひとつの力作に見入っていました。
会場内にはお茶席も設けられ、来場者は美味しいお茶と和菓子を味わいながら、ゆったりとした時間を楽しんでいました。
■消防団員が林野火災に備え訓練
2月に岩手県大船渡市で発生した大規模山林火災など全国的に林野火災が相次ぐ中、幌加内町消防団(寺崎嘉男団長)では10月25日(土)、林野火災に対応するための訓練をほろたちスキー場で行いました。
秋の火災予防運動期間に併せて消防団の連携と火災防御体制の強化を図ることを目的に実施され、訓練には地元消防団員20人と車両6台が参加、開始前に消防職員より訓練内容の説明を受け、消火手順などを確認しました。
団員は水源の無い山中に入り、小型ポンプを山の中腹まで運搬しホースを中継するなど実践的な内容で実施、背負式水のうの扱い方についても検討がなされ団員たちは真剣な表情で訓練に取り組みました。
終了後、寺崎団長は「こうした訓練は町民の安心安全につながることから、今後も団員の意識向上に努め継続していきたい。」と成果を語っていました。
■幌加内町産の新米贈呈式が行われました
11月12日(水)町内のうるち米生産組合より地元産の「ゆめぴりか」を30kg、もち米生産組合より「きたゆきもち」を27kg、合計57kgが町教育委員会に寄贈されました。
贈呈していただいたお米は学校給食センター、高校で児童・生徒に振舞われる予定です。
■町民ミニバレー大会を開催しました
11月15日(土)、毎年恒例の町民ミニバレー大会が開催され、小学生から大人までの全14チームが参加しました。大会の開始にあたり、まずは参加者全員による準備運動を行い、試合が始まると笑顔と声援だけでなく真剣な表情も見られ、どのコートでも白熱した試合が繰り広げられました。
■「幌加内村消防団」の蒸気ポンプを撮影取材しました
11月19日(水)、江別市にある北海道消防学校を訪れ、本町の「幌加内村消防団」で活躍していた蒸気ポンプの取材撮影を行いました。
蒸気ポンプは、昭和45年に幌加内町から北海道消防学校に寄贈されました。そして現在では真新しい校舎の一角に大切に展示されており、往時の消防活動を支えた貴重な歴史資料として保存されています。かつて地域の安全を守るために力強く稼働していたこの蒸気ポンプに、あらためて本町の消防の歴史と先人の尽力を感じる機会となりました。
■ヒグマフォーラム開催
11月8日(土)、生涯学習センターあえる97で、ヒグマの会・NPO法人シュマリナイ湖ワールドセンター・幌加内町の共催により「ヒグマフォーラム」が開催されました。
フォーラムでは、各機関(NPO法人シュマリナイ湖ワールドセンター、北海道大学雨龍研究林、マッケンジーリバートラスト、北海道立総合研究機構、知床財団、幌加内町)よりヒグマが人里付近に出没する要因や、野外における対応策などの講演をいただきました。
ヒグマが問題個体化する背景に生ごみの廃棄や餌付けなど人里に近づくだけの誘引要因があることから、対策の推進のためには、ヒグマを良く知り、誘引要因の排除や餌付けをしないなど、各個人が責任ある行動をする必要があるなどの意見がありました。
本町においても、ヒグマの出没件数が増加傾向にあることから、町民の皆さまの安全を守るためにも、生ごみの管理などヒグマを寄せ付けない工夫に引き続きご協力をお願いいたします。
