くらし 年頭挨拶 町民の皆様の幸せを願って

■幌加内町長 細川雅弘

皆様、新年明けましておめでとうございます。
令和8年の新春をご健勝でお迎えになられたことを心からお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、国内では関西万博が開催され、来場者が2千5百万人を超え大きな成果を上げ閉幕しました。本町においても「デジタルウォレットパーク」内で実際に本町の観光地を巡るVR動画を体験していただき、誘客促進や関係人口の増加を目的としたPR参加をしました。
10月には、日本憲政史上初の女性首相となる高市政権が発足し、物価高対策として重点支援地方交付金の拡充や、地方と暮らしを守る「地域未来戦略」が進められ、大型補正予算が成立したところです。
全国各地で出没や人的被害が相次いでいる深刻なクマ対策では、法改正による緊急銃猟が始まるなど、国や自治体、地域社会への意識と行動が格段に高まった年でもあり、11月に本町で開催された「ヒグマフォーラムinほろかない」では全道からたくさんの方が聴講に訪れるなど、関心の高さがうかがえました。
本町に目を向けますと、4月の年度スタートは幌加内高校生の入学者大幅増、雨竜ダム再生事業建設事業所の本町移転による業務が始まるなど、町の活性化につながる喜ばしいことがありましたが、一方で朱鞠内小学校休校など残念なこともありました。一昨年は経験したことのない猛暑となり農畜産物は高温障害による大きな被害を受けたところですが、昨年の主要農畜産物は、生産者の努力が実りほぼ例年並みに出来秋を迎えることが出来ました。そば加工センターの建設については、これまでコロナ禍による計画中断を挟み、6年ほどの歳月をかけて検討してまいりましたが、道内初となる十割乾麺の製造設備を整え幌加内そばのブランドを強固に推進するとともに、本町全体の製造業の底上げをするため、そば加工施設の建設を決断したところです。
今後も幌加内高校における地域みらい留学の推進や、朱鞠内湖の魅力発信と、道内外の方々との交流を進め、本町の活性化を推進してまいります。
本年は、開拓130年を迎える節目の年であります。先人たちが多くの苦労を重ね、築き上げてきた本町の歴史を振り返り、全国に発信できる大きな資源・宝物を活かし育て、活力あるまちづくりに一層取り組みますとともに、第8次総合振興計画の着実な実行のため、今後とも町民の皆様との対話を基本に町政を進めてまいりたく、より一層のご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。
結びに、午年の馬は古来より、「飛躍」「成功」を象徴し、左馬は「倒れず安泰」「福が舞い込む」など吉兆のしるしとされてきております。本町においても、災害や事故もなく豊穣の秋と経済活動の回復により町民の皆様、そして本町にとりまして、一段と飛躍する素晴らしい年になりますことを、心からご祈念申し上げ年頭の挨拶といたします。