くらし 8月4日~8月6日 令和7年度 エネルギー関連施設見学会(児童・生徒の部)を開催しました!

(広報・調査等交付金事業)
8月4日から8月6日にかけて、エネルギー関連施設見学会を行い、小中学生27名(小学生18名、中学生9名)が参加しました。
1日目は、町内のゆめ地創館を見学し、幌延深地層研究センターで行われている研究内容について学んだほか、地下研究施設を探検できる「深掘りサイエンスツアー」やクイズを通して楽しみながら理解を深めました。
2日目は、宿泊先の茨城県水戸市から東海村へ移動し、午前中は核燃料サイクル工学研究所を見学し、昼食をはさんだ後、午後から原子力科学館を見学しました。その後、つくば市へ移動し、つくばエキスポセンターを見学しました。
核燃料サイクル工学研究所では、研究所で行われている研究内容や、身近な電気エネルギーの発電方法、原子力発電の燃料である「ウラン」や放射線の知識などについて説明を受けたのち、実験を通してベントナイトの性質を学んだり、実際に研究開発が行われている研究室を見学しました。
令和7年3月に展示物等のリニューアルを終えた原子力科学館では、動画の視聴を通じ原子の力を学んだほか、放射線・原子力が利用されているシーンを再現した展示ブースを体験するなど、自身で見て触れながら、原子の世界を学びました。
敷地内に実物大規模(高さ50m)のロケットが展示されているつくばエキスポセンターでは、科学の面白さを伝える展示やパネルを見て学んだり、実際に体を動かして光や電気、力など科学の面白さを体験するなど、限られた見学時間でしたが、汗だくになりながら館内をくまなく歩き、様々な科学技術に触れていたことが印象的でした。
2日目の外気温は37度近くあり、建物内やバスとの温度差が心配になる過酷な環境でしたが、参加した児童・生徒のみなさんは、水分補給などにより体調管理に努めながら、各見学先の職員の方々の説明に耳を傾け、最後までしっかりと勉強してくれました。
今後も、今回の見学会の経験を活かし、幌延町で行われている深地層研究やエネルギーに関する知識を深めてほしいと思います。