- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道佐呂間町
- 広報紙名 : 広報サロマ 令和7年7月号
■5月の出場状況(町内)
火災出場:0件
救急出場:10件
令和7年累計(町内)
火災出場:0件
救急出場:88件
■熱中症にご注意を
熱中症は、7月から8月にかけて多く発生する傾向にあります。
7月は湿度が高く、暑さに体が慣れていないため、熱中症による救急搬送や死亡事故が増えています。
熱中症とは、暑さによって体温調節がうまくできなくなり、体に熱がこもって起こる障害のことです。
屋内外を問わず発症し、重症になると命に関わることもあります。
特に高齢者や子供は熱中症になりやすいため、十分な注意が必要です。
◇症状
めまい、顔のほてり、だるさ、大量の汗、筋肉痛、高体温など
◇熱中症対策の3ポイント
(1)こまめな水分補給。
(2)屋外では日陰を活用、屋内ではエアコンや扇風機で室温を調整。
(3)体調に気をつけ、寝不足のときは無理せず休憩を。
〜熱中症かなと思った時の対処法〜
(1)日陰や涼しい部屋へ移動し、安静にして休ませること。
(2)衣服をゆるめ、首・脇の下・足の付け根などを冷やして、体にこもった熱を下げる。濡れタオルや保冷剤が効果的。
(3)水やスポーツドリンク、経口補水液などでこまめに水分・塩分を補給。
※意識がない・反応がない・ふらつくなどの症状が出た場合は、すぐに119番通報を。
■ガス爆発事故にご注意を
近年、日本中でガスボンベやスプレー缶が原因となっている爆発事故が多数発生しています。いずれも誤った使用をしていたり、換気不十分の状況で火気を使用したことにより発生した事故です。
今回は実際にあった事故事例をご紹介します。
(1)住宅内で不必要になった消臭スプレー缶を数本噴射した後に、タバコを吸うためにライターを着火させた際に引火して爆発。
(2)ストーブ付近に置いていたヘアスプレー缶が爆発し、カーテンが燃え、窓ガラスが割れた。
この2つの事例のほかにも様々な事故事例があります。
スプレー缶を処分する際は、屋外など換気の良い場所で缶内のガスを抜き、穴を開けずに不燃ごみで処分してください。万が一、室内でガスの臭いがする、ガスを充満させてしまった場合は、すぐに室内の換気をして、必要であれば119番通報をしてください。
問合せ:遠軽地区広域組合消防署 佐呂間出張所
【電話】01587・2・3637