くらし 地域の公共交通機関を利用しよう!

■7月からコミュニティバスなどの運行内容を一部変更します
令和7年7月1日から、コミュニティバスのルートや時刻、運賃の一部と農村地域予約制乗合タクシーの乗降場所を見直します。今回は、コミュニティバスの新たな運賃制度や運休日の追加についてお知らせします。

○毎月8日は「コミバスの日」…運賃無料!
毎月8日は「コミバスの日」として、何回乗っても全便運賃が無料です。年齢などにかかわらず、全ての人が対象ですので、コミバスを利用したことがない人も、ぜひこの機会に利用してみてください。

○60歳以上の運転免許証返納者は運賃半額!
60歳以上の運転免許証を返納した人は、降車時に運転手へ運転経歴証明書を提示することで、現金の支払いに限り運賃が全便半額となります。
※障がい者運賃割引との併用はできません。

○運休日の追加について
これまでは1月1日のみの運休でしたが、1月2日も運休となります。

※次号では、新しいルートなどについてご紹介します!

■路線バスにも乗ってみませんか?
お年寄りや子どもなど、自分で車の運転ができない人にとって、路線バスは、通院や買い物、通学などのために必要不可欠である大切な移動手段の一つです。コミバスは、町内での移動しかできませんが、路線バスは町外への移動も可能です。しかし、路線バスは、自家用車の普及やコロナ禍の影響などにより、利用者の減少が続き、大変厳しい状況に置かれています。この状況が続くと、私たちの孫やひ孫の代の頃には、路線バスがなくなり、高校などに通学する移動手段が自転車や自家用車のみになる恐れもあります。
将来にわたって、路線バスが運行され、住みやすいまちを維持していくためにも、路線バスに乗って、お買い物などに出かけてみませんか。

○路線バスの現状
利用者数の減少に加え、物価高騰などに伴う運行経費の上昇により、赤字額が増加するとともに、運転手不足なども相まって、路線バスの運行便数が減少してきています。路線バスの運行便数が減少してしまうと、これまでよりも路線バスが乗りにくくなり、さらなる利用者数の減少を招くという悪循環に陥るおそれがあります。このことを防ぐためにも、自家用車ではなく路線バスを利用するなど、路線バスをみんなで支えようという気運を醸成していくことで、持続的な運行につながります。

○路線バスを使うメリットとは?
健康面…自家用車とは異なり、自宅からバス停、バス停から目的地まで歩く必要があるため、運動不足を解消するきっかけになるほか、体を動かすことで、認知症や生活習慣病の予防にも効果があると言われています。
環境面…路線バスで乗り合わせて移動することで、それぞれが自家用車で移動するときよりも、二酸化炭素の排出量が減少します。
交通面…自家用車を利用せずに路線バスで乗り合わせて移動することで、交通量が減り、渋滞の緩和や交通事故の防止などにもつながります。
教育面…公共交通は、自分で路線や時刻を調べることで自立心を養うとともに、見知らぬ人と一緒に乗車することで、自制心や社会的なマナーを学ぶことにつながります。
自宅からバス停、バス停から目的地までを歩いて自然や景色に触れることで、知的好奇心や創造性を豊かにすると言われています。

○スマートフォンをお持ちの人が便利に路線バスを利用できるサービス
(1)路線や時刻、位置情報の検索
十勝バス・北海道拓殖バスともに、「Googleマップ」のアプリを使い、路線バスの時刻や経路、バスの位置情報や遅延の情報などを検索することができます(コミバスも可能です)。
(2)キャッシュレス決済が利用できます
・十勝バス…各座席に表示されている二次元コードを読み込み、金額を入力して運転手に支払内容を確認してもらう(今年度中に拓殖バスと同様の形式に変更予定です)。
・北海道拓殖バス…整理券を入れ、スマートフォンに表示させた二次元コードを運賃箱の読み取りリーダーにかざす。

○お得な乗車券もあります
・バスパック…十勝管内の観光施設に路線バスでお得に行くことができる、帯広駅からの往復乗車券と施設の入館券などがセットになったバスパックがあります(詳しくは、十勝バスおよび北海道拓殖バスまでお問い合わせください)。
・ビジットトカチパス(十勝管外からの観光客向け)
路線バスで十勝管内の観光施設などを周遊できるお得な乗り放題のチケットで、インターネットから購入が可能です。

○詳細については、次のホームページをご覧ください。
・「Googleマップ」での検索やキャッシュレス決済、バスパックに関すること
十勝バス株式会社・北海道拓殖バス株式会社のホームページ
・ビジットトカチパスに関すること
Tokaticket(トカチケ)ウェブアプリのホームページ

問合先:役場企画課企画調整係
【電話】内線212