- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道新得町
- 広報紙名 : 広報しんとく(令和7年12月号)
◆百歳(紀寿)おめでとうございます。
10月29日、百歳高齢者の花房高師さんと、多原笑子さんの2人に、湯浅町長を通じて内閣総理大臣からのお祝い状と記念品が伝達されました。
花房さんへの伝達は養護老人ホームひまわり荘で執り行われ、多原さんへの伝達は特別養護老人ホーム新得やすらぎ荘で執り行われました。入所者や従業員など多くの方々に見守られながら、百歳のご長寿達成を祝福されました。
※「花房」さんの「花」、「笑子」さんの「笑」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
◆帯農高生が林業体験で新得町を訪問
10月23日、帯広農業高校の1年生40名が、十勝地域林業担い手確保推進協議会の取り組みとして新得町を訪れました。
生徒たちは、拓鉄キノコタンや西十勝森林組合などの町内の林業関連施設を見学し、木材の生産や森林の活用について学びました。
地域の林業の現場に触れることで、次世代を担う人材の育成につながる貴重な機会となりました。
◆身体障害者福祉協会の研修会が新得で開催
11月5日、町公民館ふれあいホールで十勝地区身体障害者北西部ブロック研修会が開催され、新得町、音更町、鹿追町、芽室町から身体障害者福祉協会分会の会員、関係者が参加しました。
研修会では町教育委員会の風間スポーツ普及専門員が健康について講話し、参加者はストレッチなどで体を動かしました。講話後に交流会が行われ、ビンゴ大会などで会場は和やかな雰囲気に包まれました。
◆株式会社ネクサス、株式会社伊豆倉組、伊豆倉・松谷経常建設共同企業体へ感謝状を贈呈
本年度開催された第22回しんとく新そば祭りにおいて、株式会社ネクサスと株式会社伊豆倉組と伊豆倉・松谷経常建設共同企業体が会場の設営・撤去作業を地域貢献活動として無償で行いました。
10月27日、湯浅町長から同社の代表取締役曽根啓介さん(ネクサス)、土木部長山本英嗣さん(伊豆倉組)に感謝状が贈られました。
◆発達の理解を深める
10月24日、子どもセンターなかよしで、旭川市立大学短期大学部幼児教育学科の熊田広樹教授を講師に迎え、「子も親も共に育つ〜私が出会った親子が教えてくれたこと〜」と題した講演会が、子ども発達支援センターの主催で開かれました。
講演では、熊田教授がこれまでに出会った子どもや保護者とのエピソードを交えながら、子どもの“ことば・こころ・からだ”の発達を理解することの大切さについて語りました。実際の事例をもとに、子育てにおける気づきや、親と子が共に成長していく姿勢の大切さを、参加者にあたたかく伝えていました。
◆防犯功労者表彰伝達並びに地域安全標語コンクール表彰式
10月30日、防犯功労者表彰伝達が行われ、全国防犯功労者栄誉銀賞を屈足防犯協会の竹浦隆さんが受賞しました。
同日、地域安全標語コンクール表彰式が行われ、小学生の部で屈足南小学校5年宮本悠さん(銅賞)、中学生の部で屈足中学校3年玉澤睦実さん(金賞)、富村牛小中学校9年冨田航貴さん(佳作)がそれぞれ受賞しました。
入賞作品は以下のとおりです。
※本紙をご覧ください。
◆地域貢献活動に感謝します
10月31日、町役場において、地域貢献活動に尽力された事業者の皆さんへ町から感謝状を贈呈しました。
植村土建株式会社、植村・北洋道路経常建設共同企業体は、9月10日から12日にかけて地域貢献活動の一環として、産業遺産である「旧上岩松発電所 水車ランナ」の塗装作業を実施いただき、宮坂建設工業株式会社は9月17日から18日にかけて、新得保育所の遊具撤去作業や、5月から9月の間で郷土資料収蔵庫ふるさと館の草刈りを実施されました。
地域の環境整備や歴史的資産の保全にご協力いただき、心より感謝申し上げます。
◆地域コミュニティ研修会開催
10月22日、新得町社会福祉協議会主催の地域コミュニティ研修会が町公民館ふれあいホールで開かれました。町内会長や福祉委員、民生委員など約40人が参加し、一般社団法人「Sすけっと」代表理事の吉岡崇之さんが活動内容を紹介しました。
Sすけっとは令和4年に設立され、市民後見人養成講座の修了生ら43人が在籍しています。「後見活動」と、高齢者の困り事を支援する「福祉便利屋」の2本柱で活動しており、電球交換や買い物代行など350件以上の依頼に対応し、後見活動も4件受任しています。吉岡さんは、福祉便利屋の目的には見守りも含まれていると述べ、安否確認体制の構築を目指していることを説明しました。
