- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道更別村
- 広報紙名 : 広報さらべつ 令和7年8月号
ヒグマの活動が活発化しており、道内全域においてヒグマの出没が相次いでいます。本村でも多数の目撃などの報告が急増しているほか、7月には、道南の福島町でヒグマによる人身事故が発生しています。
ヒグマとの遭遇を避け被害を防ぐには、防災無線などの出没情報に注意するとともに、ヒグマ被害に遭わないための対策が大切です。
◆ヒグマ被害の防止対策
○誘引物の管理
・生ごみなど匂いの強いものは野外に放置せず、ごみ出しのルールを守りましょう。
○周辺環境の管理
・家、農地などの周囲で刈り払いや草刈りを行い、ヒグマが身を隠す場所を取り除きましょう。
○ハイキングや山菜取りなどでヒグマと出合わないためには
・ヒグマの活動が活発になる早朝や夕方の時間帯や濃霧や雨の時はヒグマが人に気づきにくいため、活動を避けましょう。
・ヒグマは音や匂いに敏感です。クマ鈴などの音の出るものを身につけたり、見通しの悪い場所では手を叩いたりホイッスルを鳴らすほか、2人以上でおしゃべりするなど、人間の存在を知らせましょう。ほとんどの場合、ヒグマは人の接近を知って逃げていきます。
・出かける前に、市町村や森林管理機関、所管の警察署などで現地のヒグマ出没状況を確認しましょう。出没情報のある地域や看板がある場所への立ち入りは避けてください。
◆通報は安全が確保されてから
・ヒグマの足跡やフンなどの痕跡を見つけたら、近くにヒグマが潜んでいる可能性がありますので、安全を確保するために引き返し、役場または警察に連絡してください。
◆ヒグマを目撃したとき
・ヒグマを刺激しないことが何より重要です。まず落ち着いてゆっくりと後退してヒグマから目を離さず、その場から離れましょう。走ったり、背中を向けないようにしましょう。
・子グマだけでも絶対に近づかないでください。物陰から母グマが子グマを守ろうと攻撃してくる可能性があります。
問い合せ:産業課農業振興係
【電話】52-2115