- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道池田町
- 広報紙名 : 広報いけだ 2025年12月号
■ブドウ栽培推進員 小澤(おざわ)かおり
(活動:町営ほ場でのブドウ栽培・管理業務など)
◯活動から1年を迎えて
昨年11月からブドウ栽培推進員として活動を始めて、1年がたちました。
この1年は本当にあっという間で、四季を通してブドウと向き合いながら、栽培の奥深さや難しさ、そして太陽の下で働く楽しさを日々感じてきました。
春は不要な芽を取り除く「芽かき」、夏は支柱に張ったワイヤにブドウの枝を結びつける「誘引」や房周りの葉を落とす「除葉」、秋は「収穫」、冬は木の形を整える「剪定(せんてい)」と、一年を通じて学ぶことばかり。周りの皆さんに支えられながら、少しずつ成長できたと感じています。
12月には、池田町の冬の風物詩でもあるアイスワイン用ブドウの収穫が行われます。広報紙が皆さんのお手元に届くころには、きっと無事に収穫を終え、凍えるような畑での作業を懐かしく思い出しながら、剪定の日々を過ごしていることでしょう。
◯これからの目標
2年目となるこれからは、学んだことを実践に生かしながら、より良いブドウ栽培を目指していきます。
また、池田町のブドウやワインの魅力をSNSなどを通じて発信し、町の魅力をもっと多くの方に伝えていきたいです。インスタグラム「kaori_budou」で発信していますので、ぜひ皆さんのフォローをお願いします♪
■地域間交流推進員 三井 香寿(みついかず)
(活動:地域間交流・姉妹都市交流の推進など)
こんにちは、地域間交流推進員の三井です。池田町の国際姉妹都市であるカナダ・ペンティクトン市との交流再開、多文化共生などの国際交流推進、池田町と他の自治体との交流が私のミッションとなります。国際姉妹都市締結50周年の式典の実施という明確なゴールに向けて、私なりに日々精進しています。
◯英語に親しむ町へ
8月から「まちなか英語表記プロジェクト」を開始しました。このプロジェクトは、池田町在住の外国人やインバウンド(訪日外国人)向けだけでなく、町民の皆さんにも今以上に英語に慣れ親しんでいただくために始めたものです。
10月からは日本語学習支援者養成講座の開催、国際協力機構(JICA)帯広の見学ツアーの実施、多文化共生に関するセミナーに参加しながら、「とかち・イノベーション・プログラム(TIP)」では、十勝で起業するための勉強にも取り組んでいます。
◯地域に寄り添う活動を
幼児や小学生への森林教育「いけもりプログラム」のお手伝いで小学生と関わったり、十勝ワインバイザー取得後にブドウ収穫を体験したりするなど、池田町にいなければ経験できないことに毎回喜びを感じています。移住して一番の思い出はいけだ夏まつりで、亡き母が縫いかけていた着物を仕立て上げ、その着物を着て花火を楽しんだことです。
これからも池田町のために、町民の皆さんに貢献できることは何かを念頭に置きながら、協力隊として私らしく頑張っていきます。
◎地域おこし協力隊の活動報告はこちら
※詳細は広報紙10ページの二次元コードをご覧ください。
