- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道池田町
- 広報紙名 : 広報いけだ 2025年11月号
10月8日に開かれた池田町議会第5回臨時会議において、安井町長が1件の一般行政報告を行いました。
■9月20日から21日にかけての降雨による被害状況について
前線を伴った気圧が発達しながら北海道太平洋側を通過し、千島近海へ進みました。このため、北海道地方には低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり、気圧の傾きが大きくなったため、非常に強い風が吹いた地域もありました。
この影響で太平洋側を中心に大雨となり、最大1時間降水量は胆振東部や釧路南西部など複数の地点で観測史上1位を更新したほか、「顕著な大雨に関する気象情報」の運用が開始された令和3年6月以降、北海道地方で初めて線状降水帯が釧路地方と十勝地方で発生しました。
これらの影響により、道内7市町では避難指示が発令され、特に浦幌町留真では9月21日未明に1時間最大降水量50ミリを観測し、統計開始以来の最多記録を更新しています。
近隣の自治体では、大雨や暴風により住宅の床上・床下浸水をはじめ、国道や道道、高規格道路の通行止めに加え、JR根室線の池田—白糠駅間での路盤や道床流出などにより、池田—釧路駅間における列車の運休、停電など道内各地に大きな影響をもたらしました。
本町では、20日午後6時から21日午後5時までの間に池田観測所で総雨量80・5ミリ、近隣の押帯観測所では91・5ミリの降雨が観測されました。時間最大雨量は21日午前1時50分から2時50分までの1時間に21ミリを記録したものの、幸いにも家屋浸水などの被害は発生していません。
しかし、町内全域で道路や河川に被害が発生し、町道33路線・43カ所、普通河川10河川・10カ所、林道3路線・5カ所において、路肩決壊、路面洗掘、排水路の土砂埋塞、河岸決壊、河川の埋塞による越水などに見舞われ、今後、順次復旧工事を実施していく必要があります。
なお、本町所有の機械で直営対応が可能な町道4路線・4カ所については、すでに応急措置および復旧を完了しています。また、早急な対応が必要であった道路3路線・3カ所および河川3河川・3カ所については、予備費の充用により一部仮復旧を実施しています。
また、JRの運休については復旧工事が完了し、10月5日の始発から運転が再開しており、9月20日から10月4日までの運休本数は、特急および普通列車合わせて636本、影響人員は約3万9千人との報告を受けています。
以上、9月20日から21日にかけての降雨による被害状況についての報告とします。
◎ユーチューブ「北海道池田町議会」チャンネルで、議会の録画映像を配信しています。
