健康 健康寿命を伸ばして、いつまでも自分らしい生活を送りましょう

■健康寿命とは?
健康寿命とは、心身ともに健康で、介護等を必要とせず、日常生活に制限なく自立して生活できる期間のことです。男女ともに制限のある期間は短くなってきていますが、平均寿命と健康寿命との間にはおよそ10年の差があり、いつまでも元気に自分らしい生活を目指すには、健康寿命を伸ばすことが大切です。

■健康寿命を縮める3大要因
健康寿命を伸ばすには、介護が必要になるリスクを減らすことが大切です。
介護を引き起こす主な原因は、
(1)認知症
(2)脳血管疾患
(3)骨折・転倒
が大きな割合を占めます。これらの発症には加齢だけでなく、毎日の生活習慣の積み重ねが影響しています。日頃から生活習慣を見直し、将来の病気や介護のリスクを減らすことが重要です。

■フレイル予防も健康寿命延伸に効果的です
フレイルとは、元気な状態と介護が必要な状態の中間です。介護が必要な状態に移行するリスクが高い一方、適切なケアによって元気な状態へと戻る事が可能です。身体機能の低下だけでなく、閉じこもりがちになる(社会的)、意欲や認知機能の低下(精神的)など、フレイルは色々な要素が含まれます。
簡単にできる自己評価法でからだの状態をチェックしてみましょう

◎簡単フレイルチェック

いくつ当てはまりましたか?各項目1点(最高5点)で、3点以上で「フレイル」、1~2点で「フレイル予備軍」となります。
早期に発見し対応する事が、重症化の予防につながります。フレイルにつながる最初のサインは、社会とのつながりがなくなることと言われています。運動習慣に加え、文化活動やボランティア活動、老人クラブや地域にある自主グループへの参加等、社会とのつながりを持つことが理想的です。

■地域にある自主グループに参加してみませんか?
町内には合わせて7地区で、住民主体に活動しているグループがあります。介護予防教室や老人クラブの講話で運動を体験した地区の皆さんが、自主グループを立ち上げ自分たちで運動を継続し活動しています。
各地区とも住民の方が主体で活動しており、体操だけではなく講師を招いての講話を実施している地区もあります。体操中心の活動ですが、参加者同士の交流も楽しみの一つになっているという方も多く、外出場所を確保するために毎週の活動に増やした地区もあります。
自主グループに参加してみたい方は、地域包括支援センターまでご連絡ください。
また、自分たちのお住まいの地区でも自主グループを立ち上げて運動をしたい、「いきいき百歳体操」を体験してみたい等、ご興味のある方は気軽にご連絡ください。

詳細:役場高齢者支援課地域包括支援センター
【電話】25-9200