くらし 新年のごあいさつ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道浦幌町
- 広報紙名 : 広報URAHORO 令和8年1月号
■新たな挑戦に踏み出す年浦幌町が力強く前へ進む1年に
浦幌町長 井上亨(いのうえとおる)
新しい一年を迎え、町民の皆様には心よりお慶びを申し上げます。
旧年中は、町政の様々な場面で温かいご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
さて、昨年の我が国では、多様性を尊重し「女性の活躍」を一層進める動きが広がりました。日本初となる女性首相誕生など、政治、経済、地域社会のあらゆる分野で、多様な視点を生かした取り組みが重視されるようになり、社会の価値観が大きく転換していることを実感する一年でした。
また、自然災害の脅威を再認識した年でもありました。9月21日に北海道初の「線状降水帯」が発生し記録的な大雨に見舞われ、12月8日には青森県東方沖を震源とする地震により津波警報が発令されました。相次ぐ災害でしたが、地域住民の皆様には迅速な避難にご協力いただきましたことに感謝申し上げます。
このように災害が頻発かつ激甚化する状況にあって、防災力の強化はまちづくりの最重要課題であります。行政職員の初動対応を強化しつつ、町民の皆様への防災意識の向上も図ってまいります。
一方で、町の魅力と地域の結束を感じる明るい出来事も数多くありました。昨秋には節目となる「第50回ふるさとのみのり祭り」が開催され、被災直後でしたが多くの方に足を運んでいただき温かい励ましの言葉もいただきました。
さらに、浦幌小中学生による「うらほろ国際交流大使団」が大阪・関西万博を訪問し、近年友好関係を育むマリ共和国のナショナルデーにおいて、伝統楽器ジャンベの演奏を披露しました。国境や文化を越え、子どもたちが交流の懸け橋となった姿は、未来へ希望をつなぐ大きな力となったのです。
今年は、町の将来を見据えた取り組みを一層進める節目の年でもあります。現在進めている第4期まちづくり計画は、令和8年度から後期5年がスタートします。産業振興、生活インフラ整備、福祉・医療及び教育の充実など、向き合うべき課題は少なくありませんが、浦幌の未来を形づくる重要な道しるべとしてしっかりと進めてまいります。
また、企業版ふるさと納税など民間との連携も広がりつつあり、小さなご縁がまちの大きな力となるよう、丁寧に取り組んでまいります。
結びになりますが、今年の干支である「馬」は、古くから〝勢いよく前へ進む年″〝新たな挑戦に踏み出す年″と言われております。駆ける馬のように、浦幌町が力強く前へ進む一年となりますことを心より祈念し、新年のご挨拶といたします。
■全議員が一丸となり「チーム議会」として町の発展に
浦幌町議会議長 森秀幸(もりひでゆき)
新年、明けましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、輝かしい希望に満ちた新年をご家族そろって迎えられましたことを心よりお慶び申し上げます。
昨年は2月の記録的な大雪や、また9月に道内で初めて発生した線状降水帯により本町観測史上初の167ミリ(24時間)を記録した豪雨が町内各地に深い爪痕を残しました。現在は復旧に向けて国から激甚災害の指定を受けたところです。被害に遭われました皆様に心からお見舞い申し上げます。
10月には憲政史上初めて女性の高市早苗氏が内閣総理大臣に就任しました。国内外に様々な課題がありますが、国民の暮らしと経済が安定することを願っています。
農業では、高温と少雨の影響により作物の収穫に差が生じ、また豪雨被害により生産額への影響が懸念され、加えて肥料・飼料等の高騰が経営を圧迫する状況が続いており、また鳥獣被害も深刻なことから「食料・農業・農村政策確立に関する予算の拡充等を求める意見書」を国に提出し支援を働きかけています。
漁業では、秋サケ・シシャモ漁が依然として低迷し、過去最低の漁獲量であったため、表現する言葉が見つからないほど悲惨な状況であり、厳しさが増しています。一日も早い回復を願うものです。
林業では、世界情勢の混乱により資材等の高騰が収まらず、流通が鈍化傾向にあり労働力不足も続いています。林業の発展には地域に根ざした人づくり・地域づくりが重要と考えており「ゼロカーボン北海道の実現に資する森林・林業・木材産業政策の充実・強化を求める意見書」を国に提出し支援を働きかけています。
商工業では、人口減少や地域経済の低迷等が雇用を支える小規模事業者にも影響を及ぼし大変厳しい状況が続いています。こうした中で新たに創業された皆様には今後の発展に期待していますし、プレミアム商品券の取組みも進めていますので、皆様には地域購買活動の活性化にお力添えいただきますようお願いいたします。
本町のまちづくりの方向性を示す「第4期まちづくり計画」は前期の5年間を終え、来年度から後期の計画が始まります。議会としても今後のまちづくりが着実に進むよう取り組んでまいります。
これまでの議会改革活動が注目され、昨年は道内外から7市町村議会が視察のために来町されました。議会は町民の参加と対話を重視しており、日曜議会や議会報告会等を通じて町民参加を推進する議会を目指し、これからも全議員が一丸となり「チーム議会」として本町の発展に寄与していく決意ですので、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
結びになりますが、この一年が災害のない一年でありますこと、また全ての産業が最良の年でありますこと、そして町民の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ新年のご挨拶といたします。
