- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道浦幌町
- 広報紙名 : 広報URAHORO 令和7年5月号
■浦幌小1・2年生 そり滑り・スノーモービル体験
▽冬のうらほろを全身で満喫
2月19日(水)に、浦幌小学校の1・2年生が、そり滑りやスノーモービル体験をして冬の遊びを満喫しました。体験は地域の皆さんのご協力のもと安全に配慮して行われました。
会場に到着しバスを降りた子ども達は、いち早くそり滑りやスノーモービル体験をしたく、わくわくして待ちきれない様子でした。前半、後半でそれぞれの学年に分かれて、そり滑りとスノーモービル体験を行いました。
スノーモービル体験では、地域の皆さんが、スノーモービルで子ども達が乗っているボートを引っ張りました。子ども達は、想像以上にスピードの出るスノーモービルに引っ張られ、斜面を駆け上がったり同じところを回ったりしました。スタート地点から遠く離れて見えなくなっても、子ども達の歓声はずっと響いていました。戻ってきてスノーモービルを降りた後も、子ども達は「また乗りたい!」と言っていました。
そり滑りでは、地域の皆さんに手伝っていただきながら、広大な牧草畑の斜面を滑りました。子ども達は、体験開始直後は、少し怖がりながらも、上手に手でブレーキをかけながら滑りました。慣れてくるとブレーキをかけずに猛スピードで滑走したり、2人でそりに乗って滑るなど、工夫しながら遊びました。
子ども達は、どちらの体験も心から楽しみ、体験が終ってしまうのをとても寂しそうにしていました。周りの人とぶつかり怪我をしないように、子ども達自身も気を付けていたり、サポートしていた大人たちが、子ども達が安全に遊ぶことができるように十分に気を付けて行われました。
体験後、子ども達はお世話になったみなさんに感謝の気持ちを伝えて、体験を終えました。
(地域おこし協力隊 犬養竣)
■うらほろフォーラム2025
▽1年間の成果を報告
2月9日(日)に、うらほろフォーラム2025が中央公民館で行われました。第1部では、うらほろスタイルについての1年間の活動や成果報告が行われました。第2部では、子ども達の休日や放課後の過ごし方についての、講演とワークショップが行われました。
〔第1部〕
初めに、うらほろスタイルの一環として行われた「若者×うらほろ未来プロジェクト」の活動成果報告が行われました。このプロジェクトは、若者の「やってみたい」という思いを応援し、若者が考えたプロジェクトに対して支援するものです。十勝うらほろ樂舎の藤川結子さんの進行のもと、3名のプロジェクト採択者が発表しました。
プロジェクト採択者の佐藤慶太さん、嶋田諒さんは、大学生を対象に浦幌町内を巡る「うらほろツアー」についての成果報告を行いました。
また、竹田歩笑さんは、浦幌町内で行われている取り組みの中で、SDGsと関連するものを写真に撮り、展示を行う「URAHORO×SDGs」というプロジェクトの成果報告をしました。竹田さんは「プロジェクトを進める中で、多くのことがSDGsにつながっていることに気づくことができた。これからも探し続けて、写真を通して皆さんに伝えたい」と活動を振り返りました。
次に、浦幌町で小学5年生を対象に(上浦幌中央小学校では5・6年生を対象に隔年実施)行われている、民泊体験学習について、その意義と可能性についてパネルディスカッションを行いました。十勝うらほろ樂舎の本間悠資さんの進行のもと、浦幌町教育委員会教育長の水野豊昭さん、浦幌町立浦幌小学校教諭の高橋北透さん、民泊体験学習受け入れ家庭から木下幹子さん、背戸田達弥さんが登壇しました。「民泊体験学習は、人と人との心の繋がりが生まれる体験。これからも長く続いていくように、それぞれの地域、家庭にあった形で進めていきたい」と今後の民泊体験学習についてのビジョンを話しました。
〔第2部〕
第2部では、うらほろスタイルで令和6年度から試行・調査を行っている「放課後児童対策事業」について、事例紹介と子ども達の放課後の活動の在り方を考えるワークショップを行いました。
初めに、森と小川の教室実行委員会の榊貢さんが、豊かな休日・放課後の活動について講演を行いました。美山町で行われている子ども達の放課後・休日の活動について紹介していただきました。
その後、来場した皆さんで、子ども達にどのような放課後・休日を過ごしてほしいか、ワークショップ形式で話し合いを行いました。各グループでは、活発な話し合いが行われ、「子ども達の好きなことができるように」「みんなの居場所になってほしい」などの様々な意見が上がりました。
(地域おこし協力隊 犬養竣)
■編集後記
昨年度は浦幌新聞をご愛読いただきありがとうございました。また今年度もどうぞよろしくお願いいたします!(記者一同)
2025年(令和7年)4月25日(金曜日)
発行元:うらほろスタイル推進連携会議
~平成19年度の中学生からの提案を受け道教育大釧路校の学生と地域おこし協力隊、十勝うらほろ樂舎が共同で制作しています~