子育て まなびのひろば(2)

■学校発信情報「まなぶん」
このコーナーは、町内の小・中学校における特色ある教育活動や取り組みを紹介するコーナーです。
また、愛称の「まなぶん」は、「学ぶ」と地図記号で学校を表す「文」を合わせたものです。町内小学校4校・中学校4校を連載でご紹介しています。

■茶内小学校
思いやりのある子 自ら鍛える子 進んで学ぶ子

○学校データ
(7月1日現在)
校長:南 卓也
教頭:小野 智希
教員数:11人
養護教諭:1人
事務職員:1人
事務生:1人
管理人:1人
学習支援員:1人
児童数:86人
学級数:9学級

○“3つの『CHA』”があふれる茶内小
開校101周年である今年度、本校は学校教育目標の実現に向けて新たな1歩を踏み出しました。キーワードは“3つの『CHA(Change Challenge Champion)』”です。ここでは、6月23日に実施した「全校一斉体力テスト」についてご紹介します。
例年、学年毎に実施する体力テストですが、今年度は「縦割り班」を活用し、全校児童が一斉に行うスタイルにChangeしました。初の試みでしたが、5・6年生の活躍により円滑に行うことが出来ました。まさに、縦割り班活動のねらい(高学年の思いやりやリーダーシップ、下級生が上級生へ憧れる気持ちの醸成など)と、体力テストのねらい(自分の体力への関心、運動に対する興味や意欲向上を図る)を相乗的に高め合い、同時に達成することができ、児童全員が輝くChampionになれました。
今後も職員・児童、そして各ご家庭・地域の方々とともに“3つの『CHA』”を意識した、よりよい茶内小学校への変革の歩みを進めていきます。変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いします。

■私たちの町の高等学校 霧多布高校通信
7月23日、令和7年度第2学年インターンシップ報告会を開催しました。例年、本校体育館で行っていましたが、今年度は連日の猛暑のため浜中町役場3階会議室をお借りしました。報告会には石塚副町長をはじめ、インターンシップを引き受けていただいた町内の企業の方などが出席してくれました。
生徒たちは「業界・事業所について説明」「インターンシップで体験したこと・学んだこと」「雇用の魅力に向けて」をテーマに、それぞれの思いや言葉で報告しました。
今回のインターンシップ、そして報告会を通して、生徒たちが今後さらに成長してくれることを心から願っています。

■浜中町少年少女国内派遣事業
~日本の首都圏で次代を担うリーダー研修~
7月29日から7月31日までの3日間、中学2年生3人と小学5年生10人で構成された派遣団が東京都ほか関東圏で研修を行ってきました。
この事業は、体力・健康状態が良好で、将来のリーダーとしての意欲のある小・中学生が日本の首都圏を訪れ、郷土との地域差や大都会の文化を体験するとともに、集団生活を通じて自立心や協調性を学ぶことを目的に実施しています。
参加者は事前研修を2回行い、訪問する場所についての理解を深めるよう自分なりに調べながら、出発の日まで準備を進めました。実際の研修場所として、東京スカイツリーや浅草寺、東京ディズニーランド、国会議事堂などを訪れ、浜中町では体験できない連日の暑さ、大きなビルや近代的な街並み、大勢の人が行き交う中での活動など、参加した子どもたちにとって初めての体験でした。また、集団行動での気遣いや公共の場所でのマナーなど、多くのことを学びました。
8月7日に行われた事後研修では、「人の多さや暑さに驚いた」「スカイツリーから見た景色がきれいだった」「他の学校の参加者と仲良くなれた」などの感想があったほか、この経験を通して、今後の生活に生かすこととして「周りのことを考えて行動する」「人の話を集中して聞く」「たくさん考えて色々な答えを出せるようになりたい」などの意識を高めたと語ってくれました。
参加した13人が、今後の浜中町を支えるリーダーとしてさらに成長していくことを、大いに期待しています!

問合せ:町教育委員会生涯学習課社会教育係
【電話】62-2394