くらし 標茶町行財政改革推進計画を推進します

~持続可能な行財政運営を目指して~

標茶町の財政は、一定額の基金(貯金)を積み立て、運用することで収入の不足を補ってきました。しかし、近年の急激な物価高騰や人件費の増加による経常的な支出の大幅な増加やこれまでの行政課題を解決するために大型事業を行ってきたことによる公債費(借入金の返済)の増加への対応などにより、使った基金の積み戻しができなくなってきた結果、基金残高が減少し新たな行政需要や不測の事態への柔軟な対応に懸念が生じています。
また、収入についても人口減少により町税の大幅な増加が見込めず、国からの普通交付税も減少が見込まれます。
こうした中で、必要な行政サービスを安定的に提供し、災害などの突発時にも対応できる財政運営を目指すために、昨年6月16日に「標茶町行財政改革推進計画」を策定しました。歳入確保・歳出抑制策として事業予算や行政サービスのあり方などの見直しや効率化を進め、経常予算は前年踏襲を排除するなど徹底した経費節減に努めながら、本町の将来にとって適正な経常予算を確立する必要があります。
行財政改革は、単なるコスト削減ではなく、本町の将来への展望につながる取り組みです。非常に厳しい新年度予算編成になりますが、人口が多かった時の施策や組織、インフラをこの先も永遠に持続させることは難しいと考えており、持続可能な財政運営が可能となる状態を目指し、これまでの歳入・歳出の構造から見直しをする改革が必要です。町民の皆様には、厳しい財政状況を乗り越え、将来の標茶町が活力あふれる町となるためにご理解とご協力を心からお願いいたします。

・普通会計決算(歳出)の推移(性質別分類)(単位…千円)

[用語解説]
扶助費:社会保障制度の一環として、法令に基づいて支出する生活保護費や福祉手当のほか、地方公共団体が単独で行う各種扶助の経費。
繰出金:各会計相互間において支出される経費をいい、一般会計から特別会計へ繰り出すもの。
投資的経費:道路、橋りょう、公園、学校、公営住宅の建設等社会資本の整備等に要する経費であり、普通建設事業費、災害復旧事業費等が含まれる。

・財政調整基金の残高の推移(単位…千円)

■財政健全化に向けた取組の概要
◇基本方針
必要な行政サービスを安定的に提供でき、かつ、災害などの突発時にも対応できる財政運営の状態を「財政運営のあるべき姿」として掲げ、基金・町債に頼った予算編成からの脱却と、歳入確保と歳出抑制の実現を目指します。
財政運営のあるべき姿:
(1)基本方針…災害や感染症など予期せぬ事態に柔軟に対応できる財政運営
(2)基本方針…新たな行政需要への対応ができる財政運営
(3)基本方針…将来世代への責任を果たす(負担を持ち越さない)財政運営
(4)基本方針…事業運営手法の見直しによる適正な財政運営

・取組効果による財政調整基金残高の見込み(単位…千円)

◇期間
令和7年度~令和11年度の5カ年度

◇適正な財政運営に向けた取組事項

問合せ:行財政改革推進室行革推進係(2階(15)番窓口)
【電話】内線140