- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道弟子屈町
- 広報紙名 : 広報てしかが 2025年12月号
第6次弟子屈町総合計画
「水」と「森」を守り、「人」が共に輝く、誇りと活力あふれる夢づくりの町弟子屈「町民アンケート」
行政評価結果
町では「第6次弟子屈町総合計画」(令和4年度~令和11年度)の進捗状況を評価する行政評価を実施しており、その成果指標とするために、毎年度「町民アンケート」を実施していました。今年5月に実施したアンケートの結果などを踏まえて行われた「行政評価」の結果をお知らせします。
アンケートにご協力いただき、ご意見をお寄せいただいた皆さま、ありがとうございました。
■実施内容
目的/広聴活動の一環および総合計画の達成度を測る指標の現状を調査する。
対象/20歳以上の町民名簿から無作為に抽出した1000人
締切/6月6日に設定
回答率/32.9%
■評価方法
アンケートのうち、行政評価・まちづくりに関する設問(問8、問13)について、それぞれの項目ごとに大変満足「5」、満足「4」、ふつう「3」、あまり満足でない「2」、満足でない「1」のいずれかに〇印をつけてもらい、それを集計・点数化しました。
大変満足「100点」、満足「75点」、普通「50点」、あまり満足でない「25点」、満足でない「0点」として集計しています。
また、自由記載欄には自由に意見を書いていただき、132件の意見をいただきました。主な意見を掲載します。
■回答結果
※町民アンケートのうち、行政評価・まちづくりに関する設問(問8、問14)の回答のみをお知らせします。
問8 弟子屈町の生活環境やまちづくり、町政についての満足度を教えてください。
問14 よりよいまちづくりに向けて、あなたの意見を自由にお書きください。
▽環境
町民の声(自由記載から一部を掲載)
・これからも弟子屈の自然を守りながらも、人工的な建造物が増えすぎないことを切に願っている。

▽産業活性化
町民の声(自由記載から一部を掲載)
・公園整備に力を入れるのはわかるが、人の雇用の方が大事。大きなホテルが一つでも建てば町が活性化すると思う。

▽暮らし
町民の声(自由記載から一部を掲載)
・子どもの遊び場が少ない。室内外の遊具が充実すると嬉しい。
・独居の人が安心して住めるよう、みんなで見守れる仕組み作りをお願いしたい。

▽教育
町民の声(自由記載から一部を掲載)
・この町で育っていく子どもたちに自然・地場産業・文化・歴史を学んでもらい、弟子屈で生きる素敵さを体感してもらいたい。本当の豊かさに気付くことは、よりよいまちづくりにつながるはず。

▽人材

▽行政

▽その他
町民の声(自由記載から一部を掲載)
・さまざまな交流・意見交換ができる場があるとよいと思う。
・この恵まれた温泉という宝をまちづくりにもっと活かしてほしい。
■行政評価結果
町では令和4年度から「第6次弟子屈町総合計画」の目標年次である令和11年度までにまちの将来像が達成できるよう、毎年度、行政活動を評価し改善に取り組んでいます。
各評価の内容について、1次評価では、事務事業とそれを束ねる施策の評価。2次評価では、施策の方向性に関する評価。3次評価では、評価結果を受けた改善点に関する評価を行いました。
2次評価、3次評価の結果をお知らせします。
▽2次評価(町長・副町長による評価)の結果(主なもの)

▽3次評価(町民評価委員会による評価)の結果(主なもの)
・有害鳥獣におけるシカによる被害について、年々増加していると思われるため、職業ハンターの配置や育成に力を入れていただきたい。
・農業の後継者対策について、新規就農に関して配偶者やパートナーがいることを条件としていることから、現代においてはそぐわないと思う。単身でも従業員を育てることは可能なため、条件の緩和を検討いただきたい。
・中心市街地の再構築について、閉業済みの店舗併用住宅に居住している方が多く、空き店舗の活用が進んでいないことから、退去費用の助成や公営住宅への優先的入居など、予算化を検討いただきたい。
・川湯温泉街の再整備について、当初の計画から遅れが生じていることから、計画の実行性に関して不安視している方もいるのが現状。閉業する事業者も増えていることから、既存の事業者に対して即効性のある支援策を講じていただきたい。
・自治会館などについて、人口減少の中、利用頻度も少なく老朽化が進んでいる施設の維持は困難であると思われるため、統廃合を進めていただきたい。
