くらし 「地域支えあい推進会議」便り たのしいささえあい生活のススメ 44

■弟子屈の宝物2
弟子屈中学校の生徒を対象に、町内在住の方々のお話を伺うイベントがあります。先日登壇したFさんは78歳、長年の夢を叶え、毎日羊毛を紡いだり編んだりと大忙しの毎日。年齢を重ねても夢を持ち続ける暮らしの楽しさを語りました。
また、終戦後の食糧難は本当に大変で、中学校の卒業式に校長先生が言った「せっかく助かった命を大切に使ってほしい」という言葉は、ずっと心に留めていることも話され「皆さんには平和を作り出す人になってほしい」とも。真剣なまなざしで耳を傾けている生徒たちの姿にFさんも嬉しい驚きを感じたそうです。いろいろな経験を経た年長者の生の声は、弟子屈に生きる人々の宝物。こういう機会をこれからも持ちたいと思いました。

地域支えあい推進員 藤原直美(生活支援コーディネーター)

問合せ:役場福祉課地域包括支援係
【電話】482-2921(課直通)まで。