- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道白糠町
- 広報紙名 : 広報しらぬか 令和7年12月号
○桃田賢斗選手
2018年の世界選手権で日本男子初の世界王者となり、2019年には大会連覇を果たす。2018年からは世界ランキング1位として長くトップに立ち続けた。
現在は、NTT東日本所属。
11月8日、バドミントン元世界王者で世界ランキング1位としてバドミントン界をけん引した、桃田賢斗選手を招いた講演会とバドミントン教室が総合体育館で開かれました。
桃田選手は小学生の頃からバドミントンを始め、2018年には世界選手権で男子シングルス日本人初の優勝を果たし、日本代表引退後も所属チームで現役を続けながら、指導や競技普及に力を入れています。
講演会には、町内外から約350人が来場。桃田選手はバドミントンを始めたきっかけや、試合に臨む気持ちについて話し、実はすごく緊張すると打ち明け「試合前に最悪の想定をしておくことで、試合中の展開に焦ることなく対応できる」など、技術面だけではない強さの秘訣を語りました。
午後のバドミントン教室には、バドミントン部に所属する町内の小中高生約40人が参加し、桃田選手から技術指導を受けました。桃田選手は「スマッシュは力を抜いて構え、打つ瞬間だけ力を入れる」「ドロップはラケットの面を前に向け、コンパクトに打つことで浮きづらくなる」といったポイントを一人一人にアドバイスしました。
この後、選手を代表して庶路学園5年の本間結里さん、白糠学園9年の松下一誠さん、武修館高校2年の渡部圭人さんが桃田選手と5分間ずつで特別試合を行いました。対戦した選手たちは「ショットが正確でミスがなく、貴重な経験ができました」と話していました。
最後に桃田選手は「周囲への感謝を忘れず、バドミントンを楽しんで」と話し、参加者全員にサイン入りTシャツをプレゼントしました。
