くらし MCI(軽度認知障害)をご存じですか?

MCIは正常な状態と認知症の中間の状態です。
物忘れ、間違いが増える、新しいことを覚えるのが苦手になる、意欲が低下する、回りの人から「同じことを何度も聞く」と言われるなど記憶力や認知機能の低下が見られますが、日常生活は支障なく送ることができている状態です。
MCIは医師による問診や検査などを行い総合的に判断されます。
朝ごはんに何を食べたか思い出せない、人の名前がすぐに出てこないなどは加齢に伴う生理的な「もの忘れ」であり、朝ごはんを食べたことなど、体験したことを丸ごと忘れてしまうのは認知症における「もの忘れ」の特徴です。
MCIを放っておくと、5年後には約半数が認知症に移行するといわれていますが、早期発見して適切な予防をすることで正常な状態への改善や認知機能を維持することが期待できます。
生活習慣病の改善、バランスの良い食事、規則正しい生活、定期的な運動習慣、趣味活動、社会活動に参加するなど脳の活性化を図ることを意識しましょう。
定期的に健康診断を受けることも大切です。
地域包括支援センターでは、相談やふれあいトーク宅配講座など認知症予防に関する取り組みを行っています。
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地域包括支援センターは高齢者の介護や生活の困り事の総合相談窓口です。

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