- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道別海町
- 広報紙名 : 広報別海 2025年8月号
夏は気温の上昇や湿気により電気機器が故障し、火災が増える傾向にあります。
特に、扇風機やエアコンなどの冷房器具からの火災が発生しやすい季節です。
私たちの生活に欠かせない電気も、使い方を誤ると火災の原因となってしまいます。
電気火災が発生する主な原因を理解し、不調を感じる機器はメンテナンスを行い電気火災を防ぎましょう。
◆主な電気火災の原因
・トラッキング
プラグをコンセントに差し込んだ状態で、ほこりや湿気がたまったまま放置しておくと、トラッキング現象が起こり出火する恐れがありますので、プラグは定期的に清掃しましょう。
・過電流
コンセントや延長コードには定格容量(許容電流)が定められています。たこ足配線などにより一度に多くの電気機器を使用し続けると、定格を超えた過電流が流れ、発熱して出火する恐れがあります。
また、コンセントへの差込数が少なくても定格容量を超えると危険です。電気機器の消費電力、コンセントや延長コードの定格容量を確認し、安全に使用しましょう
・半断線
コードが踏まれたり、引っ張られたり、折れたり、挟まれたりすることによって、配線の一部が切断状態(半断線)になり、その部分が発熱し出火する恐れがあるので注意しましょう。
・束ね配線
コードを束ねたままや、コードの上にじゅうたんなどを敷いた状態で使用すると、コードの熱の放散が悪くなり、過熱して出火する恐れがあります。
巻取り式延長コードについても、束ねた状態と同様で、巻き取ったまま使用すると熱を持ちやすく、過熱する恐れがあるので注意が必要です。
問合せ:別海消防署 予防課【電話】0153-75-2200