くらし 郷土資料館からのお知らせ

◆「野付小唄」を別海町歴史文化遺産に認定
「野付小唄」を、別海町歴史文化遺産に認定しました。
野付小唄は、昭和23年に大隅(おおすみ)キノ氏が作詞し、昭和24年に松田 喜一(まつだ きいち)氏が作曲した、野付半島や尾岱沼の情景を歌った別海町を代表するご当地ソングです。また、昭和44年には、野付小唄に合わせて踊るための振り付けが伊藤 栄子(いとう えいこ)氏によって考案され、地元尾岱沼では、「野付音頭」として野付神社例大祭、盆踊り、小学校の運動会などで踊られていました。現在は、別海村開村八十八周年記念別海音頭保存会が野付小唄の手踊りを復活させ、普及に努めています。
「別海町歴史文化遺産」は、応募者や地域の人たちの思い入れや由来などを重視して遺産として認定するもので、申請の受付は随時行っています。詳しくは郷土資料館までお問い合わせください。

◆加賀家文書歴史講座
アイヌ語通辞(通訳)加賀伝蔵(かがでんぞう)についてご紹介し、幕末の別海町の様子を解説します。
日時:9月28日(日)午前10時30分から正午
場所:別海町郷土資料館附属施設 加賀家文書館
内容:アイヌ語通辞(通訳)加賀伝蔵(かがでんぞう)について、館内見学や「加賀伝蔵(かがでんぞう)物語」のアニメーションを視聴することができます。
定員:10名
申込み:9月26日(金)までに電話で申し込みください。

◆ヤチカンバ見学会
国の天然記念物に指定された西別湿原ヤチカンバ群落の見学会を行います。
ヤチカンバは、日本で本町と更別村にしか自生していない氷河時代からの生き残りで、非常に貴重な植物です。今回の見学会では、なかなか見る機会のないヤチカンバを間近で見ていただくとともに、湿原植物についてもご紹介します。
日時:9月13日(土)午前10時集合 午前11時45分解散
集合場所:午前10時までに別海町郷土資料館にお越しください。
講師:深津 恵太(ふかつ けいた)氏(北方環境研究所)
定員:7名(申込み順)
申込み:電話かFAXにてお名前と電話番号を開催前日までにご連絡ください。上のQRコードからもお申し込みできます。
※QRコードは本紙をご覧ください。
その他:湿原内を歩きますので、底を洗った長靴を持参してください。

問合せ:郷土資料館【電話・FAX】0153-75-0802