- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県青森市
- 広報紙名 : 広報あおもり 令和7年11月号
健康、福祉、環境、教育、文化、スポーツ、防犯、防災、子育て、国際交流など、様々な分野で社会貢献的な活動をしている方々を紹介します。
■日本初の「森林博物館」を運営 地域活性化へ多彩な催し企画
▽10/25(土)~31(金)のゲスト
・辻村 収(つじむら おさむ)さん
(青森市森林博物館 館長)
「当館は日本初の森林博物館で、青森ヒバや日本初の森林鉄道の展示が売りです。」令和5年4月に館長就任以来、同館の特色を活用して地域を元気にしようと、同館も作品を所蔵する彫刻家の故・鈴木正治(青森市出身)の市内各地に点在する作品を巡るツアーなど、多彩な催しを開いています。「温泉療養のように森林で健康増進を図るなど、いろいろな構想を練っています。」
平内町出身で青森市在住の66歳。同町で林業を営む家に生まれました。「父に連れられ3人兄弟でしょっちゅう山に入り、山の作業をしました。」昭和57(1982)年、家業と関わりの深い青森県森林組合連合会に就職、総務・経理畑を歩んできましたが、50歳で同連合会が指定管理者となっている同館配属となったのが転機に。「自然に親しむ様々なツアーを企画しました。自分には自然の専門知識がなく、同館の専門員を務める元東北森林管理局職員の方々などから必死に学ぶとともに、休日となれば山に出掛けて自然に触れました。」
同じく同連合会が指定管理者の「白神山地ビジターセンター」(西目屋村)の館長を平成31年4月から4年務め、館長として森林博物館に戻りました。
同館の建物はかつての青森営林局の本庁舎で、明治41(1908)年築のルネッサンス様式の豪華な木造洋館とあって、近年はクルーズ船客の来館が増えていますが、建物やヒバ、森林鉄道などの展示物は観光面などでまだまだ活用できると思っています。「若い方々の感性を生かして、何かできるのでは。」と、同館や地域の活性化へ思いを巡らせています。
▽広報番組
本市で活躍しているゲストと市内大学生とのトークを通じて、その活躍をお伝えします。
放送局:青森ケーブルテレビ 市民チャンネル
放送日:毎月最終土曜~翌金曜日 8:00~、11:45~、18:45~の15分
・市公式YouTubeでも配信(本紙の二次元コードを読み取りご確認ください。)
