- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県青森市
- 広報紙名 : 広報あおもり 令和7年12月号
健康、福祉、環境、教育、文化、スポーツ、防犯、防災、子育て、国際交流など、様々な分野で社会貢献的な活動をしている方々を紹介します。
■青森市の除排雪業務に携わり38年 「今冬も安全第一で頑張りたい」
▽11/29(土)~12/5(金)のゲスト
・小笠原 剛(おがさわら つよし)さん
(株式会社山正小笠原建設 代表取締役)
今年度の青森市除排雪功労者表彰で、長年にわたり除排雪業務に従事する個人をたたえる「永年表彰」を受けました。従事年数は38年。「お手本になれるかは分からないけれど、これからも一生懸命頑張って、青森の除雪に貢献したいと思います。」と話します。
青森市出身。札幌市の短大を卒業し、6年ほど自動車整備士として働いた後、家業に従事しました。最初の数年はダンプカーに乗って市内の道を覚え、その後は毎年ショベルカーでの除雪作業に精を出しています。
青森市の雪は湿っていて重たいのが特徴。特に昨年の大雪には苦労したそうです。「暴風警報が出たときには、吹雪で目の前が見えず方向が分からなくなるほどで、作業をストップしたことがありました。30年以上やってきた中でもめったにないことでした。」と振り返ります。「ショベルカーでの除雪作業はどうしても寄せ雪ができてしまうので、きれいに取るのが難しい。1本の道路で何度もバックし直して、できるだけ寄せ雪や氷の塊を残さないように努力しています。」
除雪は夜間から早朝にかけて行うため、冬期間は昼夜逆転の生活。大雪に備えて遠出を控えるなど大変なこともあるそうですが「除雪が終わった後の朝9時頃、薄い氷が溶けて道路の舗装が見えたときには、きれいに片付けられた、やったなと思います。皆さんが冬も行動を我慢するのではなく、出掛けたり、仕事に行ったりできるのは我々が除雪をしている成果だと思うと、やりがいを感じます。」
いよいよ始まる降雪シーズンに向けて「安全第一で今年も頑張ります。」と意気込みを語りました。
▽広報番組
本市で活躍しているゲストと市内大学生とのトークを通じて、その活躍をお伝えします。
放送局:青森ケーブルテレビ 市民チャンネル
放送日:毎月最終土曜~翌金曜日 8:00~、11:45~、18:45~の15分
・市公式YouTubeでも配信(本紙の二次元コードを読み取りご確認ください。)
