くらし 新年を迎えて(1)

■午年は物事が大きく動き出す 活気ある村に
村長 品川 新一

新年あけましておめでとうございます。
村民の皆様には、希望とともに輝かしい新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。旧年中は村政の推進に格別なるご支援とご協力を賜り誠にありがとうございました。
さて、今年の干支は午年でございますが、「午」は一般的に、行動力、社交性、情熱、前向きといった特徴を持つとされ、特に2026年は「丙午」にあたり、活気に満ちた年になるといわれます。今年は物事が大きく動き出す、活気ある村づくりをしたいと思います。
昨年は、年末年始にかけ大雪に見舞われ、自宅や道路の除排雪はもちろんのこと、農業分野においても、りんごの木の枝折れや幹折れ、ハウスの倒壊、家屋の損壊など様々な被害が発生いたしました。村では昨年1月3日、豪雪対策本部を立ち上げ、生活道路の確保を中心とした除排雪の対応をしたほか、りんご園、ハウス、家屋の損壊調査を実施し、雪害に対する生活の安全や、道路交通の確保などの対応をいたしております。異常気象により、今後また、いつ、どのような災害が起きるかもしれませんが、村民の皆様が安全で安心して暮らせる村にするために努力して参ります。
昨年は3つの大きな出来事がありました。
1つ目は、田舎館村合併70周年事業です。先人が築き上げてきた村づくりを100年、150年と続けていけるよう、これからも頑張って参ります。2つ目は、第33回青森県民駅伝競争大会において、村の部第1位となり、3年連続優勝を達成し、市町村の部でも総合第5位に輝きました。人口7千人ほどの小さな村が、選手一丸となり、人口の多い市町村と同等の戦いを繰り広げたことは、村民に対し、勇気と興奮をもたらす結果となりました。今後も、あらゆるスポーツを通し、勇気と元気、そして興奮をもたらして欲しいと思います。そして3つ目は、川部駅交流施設の駐車場、駐輪場、トイレが完成いたしました。通勤・通学における川部駅の交通利便性を生かした新たな生活拠点となるとともに、今後、住宅地の整備を行い、人口増加と子どもの多い村につながるよう期待をしています。
村の一大観光事業である田んぼアートですが、第1田んぼアート、第2田んぼアートともに見事な出来栄えになったと思います。これもひとえに村民の皆様のご協力と、職員の努力の賜物と感謝をしております。しかしながら、入場者数は最盛期より相当数減少し、10万人にも届かない結果となりました。今後は、入場者数確保のためにも、田んぼアートのマンネリ化を防ぐ工夫をし、たくさんの方に見てもらえる田んぼアート、冬のアート、石のアートにして参ります。
農業分野では、昨年は異常気象により、高温と約1ヶ月ほど雨の降らない日が続いたことをはじめ、豪雪被害により、りんご農家の皆様には、少雨による玉伸びや枝や幹折れなどによる収穫数の減少の被害がありました。また、水稲については、昨年度から消費者価格が高騰し、同時に生産価格も高い傾向となり、今後価格が安定し、落着きを取り戻すことを期待しております。
村では地震や台風などの大きな災害による被害はありませんでしたが、国内では、林野火災や地震、局所的な大雨などの災害が発生しており、いつ、どこで、どのような災害が発生してもおかしくありません。常日頃から災害に対する準備を怠ることなく、災害が発生しても最低限の被害で済むようにしなければなりません。また、山のない平野部にある村で、はじめてとなる熊による人身被害がありましたことは、いかなる時でも注意を怠らないことが必要となりました。村民が安心・安全に暮らせる村づくりのため、これからも防災体制の強化、整備に努めて参ります。
自分の健康は自分で守る。健やかな一年とするために健康の自己管理が重要です。わたくしも健康管理に十分注意し、田舎館村の更なる発展を目指し、村民の皆様とともに課題に取り組み、効果的、効率的に村政の運営をしながら、着実に事業の遂行をしていく所存です。村の更なる発展のため、村民の皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
最後になりますが、この新年が村民の皆様に実り多き年となりますよう心より祈念し、年頭の挨拶とさせていただきます。