健康 役場からの情報(2)

■セルフメディケーションを実践しましょう
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」です。
日頃から健康を意識することで、健康の維持や生活習慣病の予防・改善、医療費の節約につながります。

◆セルフメディケーションの方法と効果
▽方法
・規則正しい生活(適度な運動、十分な睡眠、バランスの取れた食事)を心がける。
・体温・体重・血圧など日頃の健康状態をチェックする。
・健康診断を受診する。

▽効果
・毎日の健康管理の習慣が身に付く。
・医療や薬の知識が身に付く。
・医療費の増加を防ぐ。

■OTC医薬品(市販薬)を上手に活用しましょう
軽度な身体の不調は、OTC医薬品を利用して自分で対応することができます。
風邪気味だ、頭が痛い、お腹の調子が悪いなど自分の健康状態の傾向を知り、日頃よく経験する症状にあったOTC医薬品で対処しましょう。わからないことは、医薬品を購入する際に薬剤師や登録販売者に相談しましょう。

■お薬手帳は1冊にまとめましょう
お薬手帳がいくつもあると、医師や薬剤師に薬の情報が正しく伝わらず、知らないうちに同じ働きの薬が過剰に処方されたり、飲み合わせの悪い薬が処方されたりすることで、薬の効き目が弱まってしまったり、健康を害する恐れがあります。
1冊にまとめて管理することで、医療機関や薬局で薬の飲み合わせや量を確認してもらうことができます。1冊にまとめる場合は、かかりつけ薬局にご相談ください。

■リフィル処方箋を利用してみましょう
リフィル処方箋とは、症状が安定しており、長期間処方が可能と医師により判断された患者が、最大3回まで医療機関を受診せずに薬局で薬を受け取ることができる処方箋です。
医療機関の受診回数が減り、通院負担を軽減できるメリットがあり、医療費の適正化にもつながります。詳細は、かかりつけの医師や薬局にご相談ください。

■ジェネリック医薬品を活用しましょう
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に製造・販売される「先発医薬品と同じ有効成分を同量含み、同等の効き目がある」と認められた医薬品です。値段が先発医薬品に比べ5割程度か、それ以上安くなるものもあり、医療費の軽減につながります。
また、令和6年10月から、ジェネリック医薬品があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合、医療上、必要がある場合や在庫がない場合を除き、特別料金として先発医薬品とジェネリック医薬品との差額の4分の1をお支払いいただくこととなりました。この機会に、ジェネリック医薬品の積極的な利用をご検討ください。
利用を希望する場合は、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。

■バイオシミラー(バイオ後続品)とは
バイオ医薬品(生物学の製剤、生物由来製剤)とは、遺伝子組換え技術や細胞培養技術などのバイオテクノロジーを用いて、細胞や微生物などの生物由来の成分から作られる医薬品です。
すでに承認・使用されているバイオ医薬品と同等の品質・有効性・安全性が確認された医薬品です。これらは国の厳格な審査を経て承認されており、医療費の適正化や患者の経済的負担の軽減にも寄与することが期待されています。
治療の一つとしてこうした医薬品があることをご理解ください。

問い合わせ:住民課国保年金係
【電話】(内線)162、166

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お問い合わせの際は、各課の内線番号をお伝えください。

問合せ:役場
【電話】58-2111(代表)