- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県三戸町
- 広報紙名 : 広報さんのへ 令和8年1月号
◆2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博
「いのち輝く未来社会のデザイン」
~いのちを救う~
~いのちに力を与える~
~いのちをつなぐ~
◆ヨルダンとは…
ヨルダンという国は、中東地域に位置し、1946年に独立しました。親日国であり、中東地域の中では治安が安定しています。
観光名所として世界遺産ペトラ、ワディラム、ローマ時代やキリスト教遺跡などがあります。
◆「万博国際交流プログラム」について
万博を契機とした国際交流を行うことで、プログラム参加者が世界の現実や未来を学び、地域の活性化を促すきっかけにするべく日本政府が行った施策が「万博国際交流プログラム」です。青森県内では、唯一三戸町が万博国際交流プログラムに登録し、ヨルダンと交流を行いました。
◆万博国際交流プログラムの実績
令和7年2月~10月に三戸町から延べ65名が万博会場を訪問し、ヨルダン国に5名が訪問しました。万博会場のヨルダン館では、ヨルダン国の話を伺ったり、ワディラム砂漠のドームで三戸町の魅力発信を行いました。
三戸町からの訪問者たちは、実際に動いているiPS心臓細胞に驚いたり、異なる価値観の尊重を意識したり、一緒に訪問した三戸町の仲間たちとの万博体験の共有や会話なども含めて、実り多き時間を過ごしました。

◆万博を訪れた中学生の感想
○ヨルダンは人情にあふれた思いやりのある国。治安の良さと人の良さに驚いた。
○孤独を抱える人がこの世界からいなくなるように、一人ひとりが誰にでも優しく接して思いやりを持ち、より良い世界をつくっていけたらいいなと思う。
○参加者全員が、自分を見つめ直すいい機会になったと思う。
○いのちや自然の大切さや素晴らしさ、これからの自分たちの未来と向き合っていく必要があると感じた。
◆万博を訪れた高校生の感想
○他者や自分の個性を大切にしたいと思い、これまでの人生を大切なものだったと振り返ることができた。
○将来、医療関係の仕事に就きたい。iPS心臓によって生命の新しい光を見たように思った。
○三戸町に帰ってきて安心感と共に、三戸町が好きなことを実感した。
○万博は他国の文化の違いを学ぶだけでなく、人と人との思いやりを感じることができる場所だと思った。
◆三戸町からヨルダンへ
万博の訪問最終日には町長からヨルダン館でお世話になった人たちへ記念品として、参加者のメッセージが書かれた町旗を贈呈しました。
三戸町公式YouTubeでは万博訪問の様子が2つ公開されています
※二次元コードは広報紙8ページをご覧ください。
◆「万博国際交流プログラム」 担当者コメント
▽万博国際交流プログラム三戸町アドバイザー 越後千寿(ちづる)さん
三戸町が万博国際交流プログラムに参加したことで、ヨルダン国との新たな交流が生まれました。人の温かさや四季があること、おもてなし文化など、知らなかったヨルダンの魅力にたくさん触れました。互いを知り、受け入れ、幸せを願い合える間柄になっていく過程こそ“交流”。様々な交流の原点は人と人との通じ合いだと感じました。この事業で多くの人と同じ時間・空間・体験を共有できたことは、私の一生の宝物です。この世界的な祭典にアドバイザーとして関わり、三戸町にも体験を持ち帰れたこと、多くの協力と応援、新しい出逢いに心から感謝しています。万博は終わりましたが、ここからが新たなスタートです。小さい自分、小さな故郷、それでも世界の一部。“多様でありながらひとつ”です。互いのいのちの輝きを喜び合える未来に向けて出来ることは何か、自分の頭で考え、自分の心で感じ、自分の体を動かし続けることが大切だと思います。ここ三戸町から、一人ひとりの“いのち”が輝く未来を共につくっていきましょう!
◆三戸町役場まちづくり課さんのへ魅力発信監 高田健二さん
立命館大学APUの出口治明前学長は、「人生を豊かにするのは、人・本・旅」と語っています。自分の人生でも、三戸町の人たちとの出会いも含めて、人・本・旅により人生が豊かになっています。
万博国際交流プログラムは、人と出会い、旅する体験です。青森県でどこも取り入れていない事業でしたが、三戸町は当方からの働きかけを受け止め、三戸町民のためにプログラム登録をしました。
万博会場を訪問した65名が心豊かになることで、周囲の人たちにも良い影響が起こっていることでしょう。良い影響は拡散していくものです。
三戸町民の人たちが、三戸町に暮らしていることにもっと喜びを感じていただけるような体験につながるよう、今後も三戸町でこうした種類の予算確保をしていけるといいですね。参加されたすべての皆さまの未来が輝くことを願っています。
