- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県三戸町
- 広報紙名 : 広報さんのへ 令和8年1月号
◆三戸町教育委員会教育長 原 寿
▽「前進! 小中一貫教育」
新春を迎え、町民の皆さまに謹んで新年のお慶びを申し上げます。平素より本町教育行政にお寄せいただいております温かいご支援とご協力に対しまして、心から感謝を申し上げます。
振り返ってみますと、「三戸町立小中学校の義務教育振興に関する検討委員会(平成18年度)」の提言を受け小中一貫教育への取組を始めてから、今年で20年の節目を迎えます。この間、「心の豊かさとたくましさ」
「確かな学力」を育むという理念に向かって、「立志科」と「英語科」を町独自で創設しながら、9年間の一貫した指導・支援による教育活動を進め成果を積み重ねてきたところです。
一方この20年間は、東日本大震災やコロナ禍を経て社会が目まぐるしく変化し、不登校・いじめの増加や一人一台端末の導入、教員の働き方改革など、教育を取り巻く環境が複雑・多様化した時代でもありました。
だからこそ、未来を創る大切な担い手として三戸町の子どもたちを育成していくためには、小中一貫教育で大切にしてきた価値観や理念を承継しつつ、令和の時代の学びを実現することが求められています。そのためには、学校だけではなく家庭・地域との連携・協働が不可欠です。
その核となるのがコミュニティスクールです。この取組により、学校と地域との信頼関係を深めるとともに、立志科を中心に学習活動の頼もしい応援隊となり、教育活動に厚みを生み出すことになります。活動の中での地域の皆さまの励ましや声かけは、子ども一人ひとりの自己肯定感を育む大きなエネルギーになるはずです。
立志科を通して学んだ三戸町の歴史や自然、ふるさとへの愛情、家族への感謝や仲間への敬意、自分の夢や希望などを、英語科で身に付けた能力を使って堂々と発信しコミュニケーションをする子どもたちの姿を道標とし、小中一貫教育を前進させて参ります。
結びにあたり、新しい年が町民の皆さまにとりまして、明るく希望に満ちた実り多い年となりますようお祈り申し上げ新年のごあいさつといたします。
