くらし おうちで作れる三戸の郷土料理 第38食

◆せんべいおこわ
「せんべいおこわ」は南部せんべいに赤飯を挟んだ食べ物です。「こびりっこ(三戸地方の方言でおやつという意味)」ともいわれ、昔から農作業の合間の軽食としても親しまれてきました。
☆材料《30個分》
・もち米(1升)
・小豆(1カップ)
・小豆の煮汁(2カップ)
・酒(100ml)
・砂糖(大さじ4)
・塩(小さじ1)
・せんべい(60枚)

☆作り方
◎小豆を煮る
(1)小豆は一晩水に浸しておく。
(2)小豆を鍋に入れて、ひたひたの水を加えて煮る。
(3)沸騰したらザルで水切りし、軽く水洗いする。
(4)その後さらに水を足して、小豆の皮に切れ目が入るくらいまで中火で煮る。
(5)小豆は、煮汁と分けて取り出し、煮汁には、砂糖、塩、酒を加えて混ぜておく。

◎もち米を蒸す
(1)もち米は、一晩水に浸した後、ザルにあげて水切りする。
(2)沸騰した蒸し器に蒸し布を敷き、もち米を入れて約20分蒸す。

◎仕上げる
(1)蒸し上がったもち米は、ボウル等に入れ、小豆と調味料が入った煮汁を加えて混ぜ合わせる。
(2)(1)を、蒸し布を敷いた蒸し器に戻し、さらに15分蒸す。
(3)赤飯を100gずつに丸めて、せんべいに挟む。
※引用「伝えたいさんのへの郷土料理の味厳選郷土料理60品」(さんのへ農産加工友の会引用)