子育て 中高生海外派遣研修事業 姉妹都市フランクリン市へ!
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- 自治体名 : 岩手県久慈市
- 広報紙名 : 広報くじ 令和7年3月1日号 No.456
5人の中高生が、姉妹都市であるアメリカのフランクリン市を訪問。さまざまな交流を通じ、現地の学生やホストファミリーと友好を深めました。
日本時間1月7日から16日までの10日間、中高生海外派遣研修事業が行われました。この事業は、平成18年度から実施し、今回で14回目。新型コロナウイルス感染症の影響で5年ぶりの派遣となりました。
約14時間のフライトを経てアメリカに到着した派遣団。8日にはフランクリン市に移動し、市長を表敬訪問しました。歓迎のレセプションパーティーが行われ、ホストファミリーと対面。英語で自己紹介を行い、同日から11日まで4泊5日のホームステイがスタートしました。9日からは、フランクリン市内の学校で研修を開始。現地の学生と英語で一緒に授業をうけ、日本の文化として応援を披露したり折り紙を折ったりして交流を深めました。
12日、ホストファミリーとお別れをし、ニューヨークに移動して研修を行いました。
16日、市役所に到着した派遣団。迎えた人々に充実した表情で到着を報告しました。
■主な日程
・7日 市役所で出発式、デトロイト到着、インディアナポリスへ移動
・8日 フランクリン市に到着、フランクリン市長表敬訪問、小学校訪問、歓迎レセプション、ホームステイ
・9~11日 ホームステイ、現地研修
・12、13日 ニューヨークへ移動、ニューヨーク近郊研修
・14、15日 ニューヨーク出発、羽田空港到着
・16日 市役所で到着式
■研修を終えて
研修を終えた派遣団の皆さん。
研修で学んだことや感じたことなどを聞きました。
代表:伊藤綱俊(いとうつなとし)主任指導主事(市教育委員会学校教育課)
引率:三河栞(みかわしおり)教諭(久慈中学校)
◇柾屋慎太郎(まさやしんたろう)さん(久慈中学校2年)
文化交流では、応援の担当としてプレゼンを行い、日本文化の楽しさを交流できてよかったです。積極的にコミュニケーションを取り、英語力や自主性などを身につけることができました。生徒会活動や将来の仕事に生かしたいです。
◇須藤滉太郎(すとうこうたろう)さん(久慈高校2年)
アメリカの生徒はコミュニケーションが活発で、目が合えばあいさつを交わしお互いの容姿をほめる姿勢が良いと思いました。研修で分からない部分を人に聞く、ほかの人へも頼る力が身につきました。教師になる目標に生かしたいです。
◇松下陽葵(まつしたはるき)さん(夏井中学校2年)
アメリカの人は自分の主張に根拠を持って話しているというところが印象的でした。事前学習で感じていたアメリカの人や文化のイメージが、訪問するとがらりと変わりました。先入観を持たず、自分で確かめて行動していこうと思います。
◇尾形澪(おがたれい)さん(久慈東高校2年)
アメリカの生徒はグループで課題に取り組み、疑問点はすぐに質問するなど主体性が高かったです。自分の挑戦したい気持ちに向き合い、交流できました。将来は海外の人と関わる職業に就き、久慈と海外の文化交流の手助けをしたいです。
◇三上真奈(みかみまな)さん(久慈高校2年)
事前に調べていましたが、9.11メモリアルミュージアムを実際に訪れ、衝撃を受けました。英語に自信がなく、最初は会話に消極的でしたが、自分で行きたいと思って掴んだチャンスと考え、積極的に行動することができました。