健康 ひろの食育通信 –No.62–

保健センターでは、毎年町内の地区センターを会場に「地区栄養講習会」を開催しています。
昨年度は、12月~3月の期間で23回の開催、町食生活改善推進員・町民の皆さん合わせて297名にご参加いただきました。栄養講習会では健康相談・健康講話・調理実習を行っています。
調理実習では、町の健康課題である高血圧予防につながる減塩メニューと、災害時でもおいしく食べられる防災食の2つをテーマにしました。防災食は、近年自然災害が増えていることから新たに講習会の中に取り入れました。今回紹介するメニューはポリ袋で作るので洗い物が出ません。ガスや電子レンジなどの調理器具を使わなくても完成します。災害時だけでなく、いつもの食事のときもおいしく食べられるメニューです。普段から作り方を練習して食べておくことで、災害時も食べ慣れたメニューを食べることができます。

■切干大根とほたて缶のマヨ和え
熱量…60キロカロリー
塩分量…0.3グラム

◇材料(4人分)
・切干大根…16グラム
・ほたて貝柱水煮缶(ほぐし身タイプ)…1/2缶(35グラム)
・乾燥わかめ…大さじ1(3グラム)
・水(1)…100ミリリットル
・水(2)…40ミリリットル
・マヨネーズ…大さじ2(24グラム)
・一味唐辛子…お好みで

◇作り方
(1)切干大根はキッチンばさみで1センチメートル程に切り、ポリ袋に入れて、水[1]を加えて袋の上から1~2分くらい揉み、水気を絞るように水を捨てる
(2)(1)に水[2]と乾燥わかめ、ほたて貝柱水煮缶を汁ごと入れて、全体を袋の上から混ぜ合わせ30分ほど置く
(3)(2)にマヨネーズを混ぜる
(4)お好みで一味唐辛子を振る

健康増進課執筆