- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県仙台市
- 広報紙名 : 仙台市政だより 2026年2月号
災害時、命を守るためには自身や家族による「自助」や地域での「共助」が大切です。本市では、避難支援を必要とする方の自助・共助を促し、誰もが安心して避難できる体制づくりに取り組んでいます。
◆災害時に誰も取り残さないために
災害時、高齢者や障害者など支援を要する方々が円滑に避難するためには、日頃から避難方法を決めておくとともに、地域での支援体制づくりを進めておくことも大切です。市ではこれまで「災害時要援護者情報登録制度」を通じ、避難支援が必要な方の情報を町内会などへ提供してきましたが、登録は本人などの申請に基づくことから、真に支援が必要な方を把握できないという課題がありました。
これを踏まえ、新たに「避難行動要支援者名簿」の作成を進めています。この名簿は、障害者や要介護者など、要件に該当する方を市が自動的に登録します。名簿の情報は本人の同意を得た上で、地域団体に提供。地域の実情に合わせて、支援体制づくりなどを検討する際に活用します。
また、名簿登録者のうち同意を得た方を対象に、「個別避難計画」の作成を進めます。計画には避難先や避難経路、必要な配慮や支援者の情報などを記載し、災害時に適切な行動を取れるよう備えます。
これらの取り組みを通して、誰一人取り残さない避難体制づくりを目指します。
◆避難行動要支援者名簿
◇名簿に登録される方(要件)
(1)要介護3以上
(2)身体障害者手帳1・2級
(3)精神障害者保健福祉手帳1級
(4)療育手帳A
(5)その他支援が必要な方((1)~(4)に準じて市が認めた方)
※(1)~(4)の要件に該当する方は自動登録
(5)は本人などの申請により登録(令和8年4月より受付開始)
◇名簿の記載情報
・氏名、生年月日、住所などの基本情報
・要介護度や障害の等級など(避難支援を必要とする理由)
◇名簿提供の流れ
対象となる方に、案内を順次送付しています(案内を受け取った方は同意確認書の返送をお願いします)。地域への名簿情報の提供に同意が得られた方について、7月ごろからお住まいの地域の関係者に情報を提供します。

◆個別避難計画
災害時の避難支援に必要な情報をあらかじめ記載した一人一人の避難計画です。「避難行動要支援者名簿」に登録された方のうち、計画作成に同意した方が作成します。
◎計画を自ら作成することが困難な方は、お住まいの地域の災害リスクや状況調査の結果を踏まえ、市職員が順次訪問による作成支援を行います(対象者には案内を送付します)
◇計画作成のメリット
・計画を作成し備えることで、災害時に適切な避難行動を取れることが期待されます
・計画作成を通して避難行動について考えることで、日頃の防災意識を高めるきっかけにもなります
◇計画の記載情報
・氏名、生年月日、住所などの基本情報
・避難時に必要な配慮
・避難支援者の情報
・自宅のハザード情報、避難先
・避難経路、持ち出し品など
※本制度における避難支援は、支援者やその家族の安全確保が前提となるため、災害時の支援が必ず保障されるものではありません。
また、支援者が法的責任や義務を負うものではありません
・詳しくは市ホームページをご覧ください
問合せ:防災計画課
【電話】214・8704【FAX】214・8096
