くらし 八木山動物公園フジサキの杜60周年 ZOO(ずー)っと楽しく!八木山どうぶつ日和 第6回

今年で開園60周年を迎える八木山動物公園フジサキの杜。動物たちの生態や生活の様子、園の取り組みなどを紹介します

◆アミメキリン
アミメキリンは、多くの動物園で飼育されており、全身にある大きな茶色と白色の網目模様が特徴的。キリンの模様は、背景の草木に溶け込み、他の動物から見つけられにくくなる役割があります。また、この模様は一頭一頭異なり、年を取っても変わらないため、個体を識別するのに役立ちます。野生のキリンは、主食となるアカシアの樹木が豊富にあるアフリカのサハラ砂漠南部の乾燥したサバンナ(草原)などに生息します。
動物園では捕食者から狙われる心配がないため、安心して座って休んでいる姿も観察できます。水を飲む時には、前足を「ハ」の字に大きく開脚しますが、これは、いざという時に素早く逃げられるためです。

長い首を生かし、シマウマなど他の草食動物が届かない高い所にある葉や枝を食べています

◆ありがとうの気持ちを届ける「動物感謝祭」
9月20日から26日の動物愛護週間に合わせて、毎年9月23日に、私たちを日々楽しませてくれる動物たちへの感謝を込めて、「動物感謝祭」を開催しています。過去1年間に当園で亡くなった動物たちの「慰霊祭」では、亡くなった動物たちをしのぶ写真展示のほか、来園者や園の職員で献花をします。
日時:9月23日(祝)11:45~
会場:ビジターセンター中庭
直接会場へ

◆園長のガイドツアー
開園60周年の記念イベントとして、園長による初のガイドツアーを11月まで開催しています。園長が皆さんと一緒に園内を歩きながら、動物たちの特徴や生態などを楽しくお話しします。開催日など詳しくはホームページをご覧ください。

問合せ:八木山動物公園フジサキの杜
【電話】229・0122【FAX】229・3159