くらし 個人情報を聞き出す不審な電話に注意

「2時間後に電話が使えなくなる」などの不審な音声電話に関する相談が寄せられています。

【相談事例】
●自宅の固定電話に総務省を名乗り「電話を2時間後に使用停止にする」という自動音声の電話がかかってきた。非通知設定からの着信だった。
●「2時間後にこの電話が使えなくなる。オペレーターと話す方は1番を押すように」という自動音声の電話がかかってきた。1番を押すと男性のオペレーターとつながった。内容を確認してもらうために住所、氏名、生年月日を伝えた。相手にどこからの電話であるかを確認するため、会社名や電話番号を尋ねたが、NTTカスタマーセンターとしか言わず、この後「間違いでした」と言って一方的に電話を切られた。個人情報を伝えたので悪用されてしまうだろうか。

【アドバイス】
●総務省やNTTから、電話の停止に関して、自動音声ガイダンスやSMSを使って連絡することは絶対にありません!
●非通知や知らない番号からの電話は、不審な電話のおそれがあります。個人情報は絶対に伝えないでください。自動音声ガイダンスが流れた場合には、最後まで聞かずにすぐ切りましょう。
※不安に思った場合や、個人情報を伝えてしまった場合は、消費生活相談窓口や警察へ相談しましょう。

→警察相談専用電話「【電話】#9110」
発信地を管轄する警察本部等の総合窓口につながる全国共通の電話番号です。

おかしいな・困ったなと思ったら、ひとりで悩まず、ご相談ください。
■消費者ホットライン
【電話】188
■消費生活相談窓口
【電話】724-7165